BLOG ブログ
BLOG

‟結婚、出産を機に沖縄に二度目のUターンをした転職エージェントが見てきた
転職がうまくいく人の共通項とは”

こんにちは。リージョナルキャリア沖縄 株式会社レキサンの長濱です。

今回は過去の転職支援で印象に残っているエピソードをまとめています。現在転職を考えている方の参考になれば幸いです。

これまでの転職成功実例

自分がこれまで関わってきた転職支援のなかで印象に残っている事例を2つご紹介します。
まずは、Aさんの場合

人材紹介派会社→広告代理店
県内での転職 20代後半 男性

相談時の状況・相談内容

Aさんは「転職をすることは心に決めているので、具体的な求人を案内してほしい」とご相談に来ていただきました。

転職のきっかけは、お子様を授かったタイミングで、かつコロナ禍ということもあり、将来を再考するためでした。

転職軸〜どういった観点で企業を探しているか〜

やりがいのある仕事

人と深く関わることのできる仕事(ソリューション営業等)、新規事業、会社、事業部など、チームで何かをしていく仕事、また人の成長に関われる仕事がしたい。

給与、得られるスキル、経験

お子様が生まれることもあり、目の前の給与も大切。

ただそれ以上に

  • どうスキルアップしていくか
  • そのスキルが今後活かすことができるか
  • どういう経験ができるか

自分が築いていくキャリアも大事にしたいというご希望がありました。

魅力的な会社、社長のもと、手触り感のある仕事がしたい

この人の元で働きたいと思える会社であることも大事。その上で、社長や上司に実力を認めてもらい、関係構築した上で、ある程度の裁量権をもらって仕事がしたい。

採用企業側の求めていた人材像

「同業界で経験してきた営業マンが欲しい」とのニーズでした。
欠員補充ということもあり、即戦力性のある方でないと採用はなかなか難しいとのことでした。

今回のマッチングポイント

Aさんの優秀さ、お人柄、仕事に取り組む姿勢を汲み取り、短期ではなく中長期的な活躍を見込んでご採用いただけました。

Aさんは、大学卒業後、沖縄県内の医療機器/医療消耗品を提供する専門商社で働いた後、県内人材派遣業/紹介業をされる会社にてご従事。

入社まもなくから支店長を任され、プレイングマネージャーとして高い実績を出された方でした。

相手の懐に入って関係構築をできるコミュニケーション力もあり、また相手の求めていることを言語化、まとめてアウトプットのできる論理的思考力等、高い能力があることも去ることながら、非常に勤勉で誠実なお人柄で、向上心があり非常に前向きな方だったこともあって、元々企業様が求めていた即戦力の人材が欲しいという観点から、中長期的な視点での活躍を期待し、採用いただけたのではないかと考えております。


次にBさんの場合

家具・雑貨の企画開発、マーケティング部→不動産売買、賃貸管理業 経営企画室
県外から沖縄へ移住転職 30代半ば 男性

相談時の状況・相談内容

Bさんは、現職に不満があるわけではないが「コロナ禍で自身の人生について考えるようになり、自分の大好きな土地で仕事がしたい。そして今よりもっと成果を求められる、やりがいのある仕事がしたい。」とご相談に来ていただきました。

転職軸〜どういった観点で企業を探しているか〜

やりがいのある仕事

これまでの自身の磨いてきたスキル(マーケティングに関わる仕事)で地域の活性化に繋がる仕事、経営に関わる仕事で、成果を求められ、裁量をもってできる仕事がしたい。

新しいことにチャレンジしている会社であること

真新しいこと、突飛なことである必要はないが、どんどん時代が変わっていく中で、新たなことにチャレンジをしている会社で働きたい。

余暇の楽しみがあること

ダイビングが好きでこれまで何度も沖縄に来たことがあり、大学時代の友人も沖縄にいるので休みの日を充実させて、メリハリのある生活を送りたい。

採用企業側の求めていた人材像

元々会社としての業績は良く、安定性もあったが、更なる成長・飛躍を考え新規事業の展開などを模索中。

これまで会社としてやってきたこと、強みを言語化、そして市場分析をするとともに、新たに提供できる価値を社内外に発信していける人材がほしい。

今回のマッチングポイント

Bさんは、私や企業の担当者をうまく巻き込みながら、企業側の課題点や当ポジションのMission等を丁寧にヒアリングしていただいた点が良かったのではないかと思います。

また、その上で、Bさんが仕事で求めていること、これまでの仕事で直面した課題などを、具体的なエピソードを交えて話していただけたことで、採用側にもBさんが活躍できるイメージを持っていただくことができました。

まとめ

AさんとBさんの転職支援をさせていただいた中で、私が感じたことは2つ

  1. 自身のキャリアで実現していきたいこと」と「これまでの仕事でしてきたこと」を明確にお伝えできている
  2. 転職したい企業のポジションで求められていること」と「会社のビジョンや、現状課題等を理解し、自身の経験を活かしてどのように仕事を進めていくのか」のイメージが湧いている

この2つは、企業側転職者のどちらか一方だけではなく、コミュニケーションをとりながら進めていくことが最大のポイントです。双方の架け橋になれるのが我々エージェントの役目だということを再認識した実例でございました。

今回は、私が転職支援した方の中の一部の成功実例をお伝えいたしました。この情報が転職検討者、希望者の皆様にとっての一助になれますと幸いです。

読者様の「沖縄の転職エージェントに、こんなことを聞いてみたい!こんなことをやって欲しい!」を募集しております。お約束することは出来かねてしまいますが、出来る限りお応えして参りたいと存じます。お問い合わせはこちら
長濱 雅徳 Nagahama Masanori
コンサルタント
沖縄県那覇市生まれ。神奈川大学卒業後、教育関連の仕事に従事。東日本大震災をきっかけにNPO法人カタリバへ入社。岩手県をはじめ、東京や島根で経験を重ねる。結婚・出産を機に沖縄にUターンし株式会社レキサンに入社。3児の父であり、趣味は料理。レシピ動画を参考に作った料理は家族からも高評価である。

カテゴリー

コンサルタント

SNSをフォローする

Facebook Twitter