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グローバル企業、グローバル人材、沖縄 転職 キャリア 活躍皆さんこんにちは。
リージョナルキャリア沖縄 株式会社レキサンの花岡です。

さて、前回は「シンガポールで実績を積んだ人材コンサルタントが沖縄に移住して思う、沖縄の優位性とこれから沖縄が発展していくために必要なこと」と題し、沖縄の発展にはグローバライゼーションがキーになる旨について論じて参りました。

沖縄には、米軍基地があること、国内最高レベルの観光向け環境が揃っていること、アジアの中心地であること等の要素があり、グローバル企業が活躍しています。今回は、そんな沖縄のグローバル企業で活躍する人財の特徴をご共有させて頂くことで、皆様の沖縄転職における参考として、貢献に繋がればと考えております。

前回のブログはこちらよりご一読ください。

沖縄の優位性とこれから沖縄が発展していくために必要なこと

 

【 目次 】

  1. 沖縄にグローバル企業が進出する理由
  2. 【実例】グローバル企業に転職した求職者のご紹介
  3. 沖縄で活躍するグローバル人財の共通点
  4. まとめ

 

沖縄にグローバル企業が進出する理由

沖縄は、その自然豊かな環境や独自の文化で知られる一方で、グローバル企業がビジネス拠点として選択する理由がいくつかあります。それは地理的優位性、進歩的なビジネス環境、そして地元政府の支援策など、様々な要素が組み合わさっています。

 

1.地理的優位性

沖縄は日本の最南端に位置し、アジア太平洋地域との距離が近いという地理的な利点を持っています。これにより、東アジアや東南アジア、オセアニアといった成長著しい市場へのアクセスが容易になります。また、時間帯が一致するためビジネスの効率も向上します。

2.ITと人材

沖縄は先進的なITインフラを有しており、高速インターネットの普及やデータセンターの設立など、テクノロジーを活用したビジネスの展開に有利な環境を提供しています。さらに、技術的なスキルを持った労働力も豊富で、これにより企業は必要な人材を確保しやすくなります。

3.地元政府の支援

沖縄県政府は、企業の新規進出を積極的に支援しています。税制上の優遇措置や、設立費用の補助、人材開発支援など、多岐にわたる施策を通じてビジネスの立ち上げと運営を支えています。

4.観光産業とのシナジー

沖縄は観光業が盛んで、多くの観光客が訪れます。この観光資源を活用することで、企業はブランド認知度の向上やマーケティング活動の強化、顧客体験の提供などにつなげることができます。

以上のような理由から、多くのグローバル企業が沖縄に注目し、ビジネス展開の新たな舞台として選択しています。

 

【実例】グローバル企業に転職した求職者のご紹介

今回は弊社でサポートして、グローバル企業に入社された方の例をご紹介いたします。

グローバル企業に転職したA様について 

①現職企業特徴 世界的大手グローバルカンパニー
②タイトル(職種) HR(管理監督業)
③出身 沖縄県外
④年齢層 30~40代

大学卒業後、大手日系企業にご入社。HR部門に配属を受け、一貫してHR領域に携わります。

グローバルHRとして英語を活用しながらアジアパシフィックのHR業務を担当され、海外拠点を含む採用計画策定、新卒及び中途採用全般、人事制度構築、ペイロール、現地ベンダーや海外コンサルタントとの折衝や交渉、入退社・異動・評価・現制度改廃や新制度立案と導入・統合プロジェクト(PMI)・サーベイと分析等の経験を積まれます。

ご家族と共に沖縄へ移住され、現職である世界的大手グローバルカンパニーにHR(管理職)としてご入社。海外にあるHQ(本社)と連携しつつ沖縄及びアジアパシフィックのHRとしてご活躍中です。

 

グローバル企業に転職したB様について 

①現職企業特徴 沖縄の大手外資系企業
②タイトル(職種) HR(管理監督業)
③出身 沖縄県外
④年齢層 40~50代

日本の一流大学卒業後、大手外資系企業にご入社。
人事として、労務、採用、研修、HRBPの業務を約10年ご経験され、ご来沖。外資系企業のHR(責任者)としてご入社され、労基署対応や制度設計、合併における人事制度や風土統合(PMI)、海外拠点の人事制度や労務管理も統括。

また、別の世界的大手外資系企業では、事業立上を人事責任者として実行。海外本社と連携の上、法人設立全般(社屋設立や設備整備及び法務支援を含む)、制度面を含む人事業務全般の構築、HRBP機能強化、数百人規模の採用、リスクマネジメント、組織拡大にご注力。

現職である沖縄の大手外資系企業にご転職。現状把握、課題抽出、打ち手の策定と導入にご尽力され、同社での改革に大きく貢献され、人員規模も短期間で大きく拡大。入社数か月で人事領域のトップにご昇進されご活躍中です。

 

グローバル企業に転職したC様について 

①現職企業特徴 No.1の技術と売上を誇る世界的大手企業のグループ会社
②タイトル(職種) CFO
③出身 沖縄県外
④年齢層 30~40代

海外の大学を卒業され、日本の世界的大手企業にご入社。
経理財務領域において10年以上の経験を積まれる中、グループ全体の収支分析と報告資料作成に携わりつつ、海外拠点に赴任されM&A及びPMIを実行。

利益の倍増に大きく貢献し、ご帰国後は同社コア事業における施策検討と提案を行いつつ、海外グループ会社CFOと共に課題協議や連結収支報告書作成にご尽力。結果として同コア事業において過去最高の売り上げ記録を樹立するなどご活躍。ご来沖され、現職にCFOとしてご入社。経理人事総務法務購買等の管理を兼任しつつ、海外本社や関連会社CFOと共に、戦略整合及び事業推進、レポーティングを行い、経営陣の1人として、高い利益率と生産性の維持増進、更なる事業成長と収益拡大にご尽力中です。

 

沖縄で活躍するグローバル人財の共通点

  1. 仕事において高い実績がある
  2. 人柄が魅力的
  3. 語学が堪能
  4. その他

 

1,仕事において高い実績がある

  • 高い課題解決の実績がある
  • 外資系企業経験、海外赴任経験等、グローバルな環境で切磋琢磨した経験がある
  • 組織にどんな利益をもたらせたのか明確
  • 受け入れ側に「この人が来てくれたらウチの会社はもっと発展する」とイメージさせることが出来る

 

2,人柄が魅力的

  • 礼儀正しくも、謙虚な姿勢があり、相手の話を聞く耳を持ち、相手の課題に対して貢献しようとする意識があり、開襟でお話をすることが出来、筋の通ったやり取りが出来る
  • 頭の使い方が魅力的でありコミュニケーション力が高い
  • 泥臭い仕事も、脳に汗をかく仕事も経験され、辛い失敗経験もあり、傷ついた分相手に優しく出来る器量がある
  • 異なるバックグラウンドや文化を持つ方々とも柔軟に対応することが出来る

 

3,語学が堪能

  • 英語と日本語等、複数ヶ国語をビジネスレベルで使用している

4,その他 ※重要

  • 何故沖縄なのかが明確
  • 志望動機が明確
  • 他人事ではなく当事者意識を持った話が出来る
  • 夢を含めた自分のやりたいことや、組織にどんな利益をもたらすことが出来るかや、自分ならどんな打ち手をもって課題を乗り越えられ得るかを、魅力的に伝えることが出来る
  • ビジネスにおいて自分が大切にしていることをしっかりと持っている
  • 今回の転職で乗り越えたいことが明確であり、その為には何が譲れなくて、何が譲れるのかが論理的にしっかりと整理されている

 

まとめ

前回のブログでは沖縄の発展にはグローバライゼーションがキーである旨を、今回のブログでは、沖縄のグローバル企業で活躍している人財の特徴について触れて参りました。沖縄の更なる発展の為、より一層多くの、グローバル企業の増加やグローバル人財の増加に寄与することが出来ればと考えております。

是非、沖縄へ移住転職をお考えのグローバル人財の皆様へ、ご参考として本情報をご活用頂けましたら大変幸いです。


弊社では読者様の「沖縄の転職エージェントに、こんなことを聞いてみたい!こんなことをやって欲しい!」を募集しております。お約束することは出来かねてしまいますが、出来る限りお応えして参りたいと存じます。

花岡 利季 Hanaoka Toshiki
社会保険労務士
大阪で生まれ、生後7ヶ月でシンガポールへ。大学は日本の武蔵工業大学卒業。日本とシンガポールの両方にて就業経験を積む。JACにてコンサルタントとして活躍。(経理財務人事・コンサルファームが専門領域)2020年沖縄へ移住し株式会社レキサンへ入社。釣りが趣味。沖縄に来てからほぼ隔週で通っている。

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