【沖縄UIターン】海外から移住後、1年で取締役昇格へ ~成功ストーリーから読み解く「転職成功の秘訣」~
こんにちは。
株式会社レキサン リージョナルキャリア沖縄の長濱です。
2025年が始まり、あっという間に2か月が過ぎようとしていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。沖縄では珍しく寒さが続き、年中冷たいハイボールやビール、二階堂のソーダ割を飲んでいる私ですが、この冬は滅多につけない暖房をつけて鍋やおでんと共に、芋焼酎のお湯割りや熱燗も楽しむ日々でした。(お蔭様で?笑)風邪を引くこともなく、相変わらず元気に楽しく過ごしておりました。
さて、本題に移ります。
今回は、最近リージョナルキャリア沖縄で公開されたインタビュー記事【「沖縄から日本のポテンシャルを発信」上海から沖縄へ移住し、転職1年で取締役昇格。】の補足エピソードをご紹介いたします。
レキサンにご相談に来られる転職希望者様のうち、およそ6割は県外からのUIターンの方なのですが、その中の1割弱ほどは国外からの転職希望者様もいらっしゃいます。今回ご紹介する中倉さんも、国外からの転職希望者様のお一人です。
中倉さんとの出会いから現在に至るまでのストーリーを記載していますので、ぜひご覧くださいませ!
目次
海外から沖縄移住へ:中倉さんとの出会い
まずは中倉さんとの出会いについてご紹介いたします。
2022年9月、弊社レキサンに一通の登録メールが届きました。そこには、「初めてご連絡させていただきます『中倉』と申します。YouTubeの『沖縄での転職活動「虎の巻」』を拝見し、ご連絡をさせていただきました」という内容が記載されていました。当時再生数100にも満たないこの動画をご覧になり、そのうえでご連絡いただいたことに大変驚きました。
また、添付されていたキャリアシートを拝見すると、非常に素晴らしい経歴をお持ちであることが分かりました。当時、コロナ禍ということもあり、国外や県外からも多くのご相談をいただいておりましたが、その中でも特にびっくりしたことを今でも覚えています。そんな出会いでした。
中倉さんは中国上海を拠点とする不動産総合開発のディレクターで、各国を飛び回りご活躍されている方でした。
都市開発、商業開発、ホテル、店舗など…まちづくりにおける様々なプロジェクトのディレクションから、現場へのフォロー含め、頭脳労働から泥臭い作業、各方面との調整まで、志をもって幅広い仕事に取り組まれている方です。
上海で17年にわたりご活躍されていた中倉さんですが、コロナ禍や会社の経営方針の変化を経営者と話し合うなかで、「今後の人生をどこで、どのように過ごすのか」を改めて考えるタイミングを迎えられたそうです。
これまで海外で培った経験やスキルをどこに還元するかを熟考するなかで、日本国内でも可能性と想いに溢れた地方でまちづくりに関わる仕事がしたい、と思うようになり転職活動を始められました。当初は沖縄以外の地域も視野に入れていたそうですが、情報収集をするうちに「沖縄UIターン転職」をテーマにした弊社のYouTube動画を発見され、それがきっかけでご連絡をいただいたのです。
中倉さんはもともと沖縄移住にご興味をもたれており、“実際どうすれば沖縄で仕事が見つかるのか”、“家族を連れての移住は現実的なのか”といった疑問や不安を抱えておられました。そんなとき、「沖縄移住のリアル」や「転職成功例」をテーマとした同動画、そして私をご覧になり、“沖縄愛”や“地域貢献への情熱”、そして親しみやすさを感じてくださったそうです。
「この人なら信頼できる」と直感された中倉さんは、すぐにオンライン面談を申しこんでいただいたとのこと。恥ずかしい限りですが、本当にありがたかったです。
そのオンライン面談を通じて、中倉さんのご経験やスキルだけではなく、お人柄の素晴らしさ、想いの強さに私自身も強く惹かれて「どうにか沖縄への移住転職を叶えたい」と思うようになりました。そこから、中倉さんと私の二人三脚の転職活動が始まりました。
UIターン転職のプロセス:現職に出会うまで
中倉さんが現職と出会い、入社に至るまでの道のりは決して容易なものではございませんでした。マッチング可能性のある企業をご提案し、合意を得たうえで各社にアプローチを続けていましたが、思うように進まないことも多々ありました。企業側からは「優秀であることは理解できるが、当社に合致するポジションが見当たらない」という声もありましたが、ご本人と共に長期戦を覚悟し、根気強く転職先を探し続けました。
実際に中倉さんには沖縄にもお越しいただき、積極的に転職活動に取り組んでいただきました。中倉さんの覚悟を感じていたので、私も情報収集や企業との連携に努めていたところ、以下の企業から新規事業に関する打診をいただいたことをきっかけに、一気に展開していきます。
株式会社アイムホームは、沖縄県を拠点とする建築会社です。創業15年の実績を持ち、近年は沖縄県での新築戸建て売上で連続No.1を達成しています。
〈主な事業〉
〇住宅部門:個人住宅(鉄筋コンクリート造)のプラン相談から設計、施工、引き渡しまでを一貫して担当
〇不動産運用部門:外人住宅や賃貸アパート建築などの土地活用や資産運用に重点を置いた事業
さらに、直近では、ホテルやコンドミニアムによる資産運用を提案するコンドミニアムホテル事業も伸びてきており、こちらの事業部にて中倉さんのスキルを活かせる可能性を見出していただきました。
このポジションでは、展開するコルディオの安定運用を担う事業責任者としての役割が最初のミッションとして求められていましたが、それだけではなく、将来的には会社の中核人材になり得る可能性を評価いただいたことが本件のマッチングを決定づけるポイントとなりました。
次章では、そんな中倉さんの転職が成功へと至った具体的な要因を詳しくご紹介いたします。
沖縄UIターン転職を成功させた3つの要因
アイムホーム熊崎常務取締役の存在
同社とのご縁をいただき、やりとりをさせていただいている中で特に印象的だったのは、熊崎常務取締役(以降、熊崎さんと表記させていただきます)が常に会社を俯瞰し、現状の課題や中長期的な視点での解決策を考えておられる点です。
今回のポジションをご提示いただいた際にも、ポジションのみの説明や期待する役割のご提示のみの人事担当者が多い中で、熊崎さんはまず会社が今後どのような方向性を目指していくのか、その上での同事業の位置づけ、今後考え得る事業展開、役割等を詳しく共有くださいました。
何より、熊崎さんご本人が非常にワクワクしながらご説明いただいたことが印象的でしたし、そのお考えや情熱、そして今後同社が考えるビジョンとダイナミックさをお聞きした時に、「中倉さんにきっとマッチする」とピンときたのでした。
中倉さんへの理解が深まったこと
転職活動をサポートさせていただく中で、メールやオンラインでのやりとり、そして企業との面接同席等を通じて、中倉さんがどのような人生を歩んでこられたのか、ということを少しばかりではありますが把握することができました。職務経歴書だけでは読み取れない部分として、例えば学生時代から街づくり事業等に関わってこられたこと、中国でのダイナミックな仕事の裏側で、関わる人々へのきめ細やかな配慮、ハードをつくる仕事だからこそ、ソフトの部分を大切にし、それをしっかりと実践されてきたことなど。知れば知るほどファンになりました。
このような中倉さんの経験や想いを熊崎さんにもお伝えし、実際にお会いいただいたことで、採用に向けた話が一気に前進したと感じています。
共通する「熱量」と「実現したいこと」の明確さ
これは今までのブログ記事でも触れたことがありますが、転職成功の大きな要因の一つとしてまず共通していえること、それは「熱量」です。我々エージェント、転職希望者様(今回で言うと中倉さん)、企業(会長、社長、熊崎さん)、この中でだれか一方でも欠けていたら成しえなかったマッチングだと思います。特に企業側でいうと、最初の動機づけから熱心にやってくださった熊崎さんをはじめ、面接時に熱心に会社のビジョンを語っていただいた会長と社長の本気度を知ったからこそ、中倉さんも共感したのだと思います。
そしてこの「熱量」ですが、「実現したいこと」への想いと比例するように感じます。沖縄という地域を良くしたい、その可能性を引き出したい、と本気で思っているからこそ、最適なマッチングにつながったと思います。
入社後のご活躍、再会、現場訪問レポート:中倉さんの沖縄生活
中倉さんがアイムホームに入社後、早速ご活躍されていると伺ってはおりましたが、入社からおよそ半年が経ったタイミングで、北谷町にある人気ハンバーグ店「ばくばく亭」でお互いの近況をお話しする機会がありました。仕事の話、プライベートの話、様々させていただきましたが、ご活躍されていることはもちろん、イキイキと過ごされている様子を見て安心すると共に、私自身も大きな刺激をいただきました。
そんな中倉さんが働く職場を実際に見てみたい!と思い、友人家族を連れてコルディオの「プールヴィラ古宇利島」にお邪魔させていただきました。
こちらのヴィラは一部屋の間取りがとても広く、2家族(大人4名、子ども6名)でも十分なほど。ベランダからは素敵な海を一望でき、プール付きで子どもたちはもちろん、大人も大はしゃぎでした。子連れファミリーにとっては、子どもたちを散々遊ばせて寝かせたあと、大人だけで語らいながらゆっくりできるというのは大変ありがたいですよね。同じ部屋だからこそできる贅沢だと感じました。友人家族も大絶賛でした。仲の良い友人家族、2世帯家族で、従兄弟同士等、大人数で楽しむにはもってこいの同施設、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。パッと見たイメージでは、高級感のある素敵な施設ですが、大人数で泊まれば、一世帯あたりの負担も抑えられ、よりお得に楽しめます。
当日の様子を写真にもまとめていますので、ぜひご覧ください!
このような素晴らしい施設の運営にも携わる中倉さんの仕事ぶりは社内でも高く評価され、中倉さんはIターン転職を果たされてからわずか1年後となる2024年12月に、取締役経営企画部長へご昇格されました。現在はコンドミニアムやヴィラなどの宿泊施設の運営・開発事業の発展に注力するだけでなく、第二創業期を迎える同社の新事業展開や経営改革を積極的に推進されています。
中倉さんが優秀であることはもちろんですが、経営として柔軟かつ迅速な意思決定を行い、新たな人材を積極的に活用できる同社の姿勢も素晴らしいと感じます。「既存の人材との兼ね合いで…」ということでなかなかこういった意思決定ができないという企業は少なくないかと存じますし、実際に、難しい状況にあるということもよくお聞きします。
そのような企業も多い中で、同社は今後も柔軟な経営体制で大きく発展していくのだろうと感じましたし、弊社としても引き続き優秀な人材のご紹介をさせていただこう、と改めて思いました。
最後に
今回ご紹介した中倉様の事例について、私は沖縄への移住・転職、そして良い職場とのご縁は、決して「“特別な人だけができること”ではない」と確信しております。”ご自身の価値観や仕事に求めること・貢献できることを明確化”した上で、正しい情報とサポートを得ることで十分に実現可能です。もちろん「ご縁」「運」の要素もあるかもしれませんが、沖縄に移住・転職をご検討中の方、これまでのご経験を企業や地域の貢献に活かしたいとお考えの方は、是非一度弊社へご相談ください。
また、アイムホームでは下記の職種も募集していますので、ご興味のある方は合わせて是非ご覧ください。
【県内ハウスメーカー 売上ランキング1位】【定着率トップクラス】の営業職で思いっきり働きませんか?
◆建築工事部門の現場代理人(若手)/株式会社アイムホーム
【県内ハウスメーカー 売上ランキング1位】工事部門現場代理人(幹部候補)
当社が運営しております、リージョナルキャリア沖縄に【転職成功者インタビュー】という転職を成功させた方のエピソードを載せた記事を紹介しています。こちらより、ぜひご一読ください。
◆ 株式会社アイムホーム 中倉伸顕さん