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これまでの転職成功実例

 

おもにIT人財を担当をしている玉城です。今回は、印象に残っている2名のシステムエンジニアの転職成功エピソードをご紹介したいと思います。

Aさんの場合

ITベンチャー企業の企画開発→大手IT企業のシステムエンジニア
県内での転職 40代前半 女性

相談時の状況・相談内容

元々県外の大手システム開発会社で働かれていたAさんは、たまたま出張でやってきた沖縄の生活環境に魅かれ、移住を決断。県内ITベンチャー企業へ就職し活躍されていました。
ベンチャー企業特有の変化にも臨機応変に対応するなど、ダイナミックな社風を楽しんでいたものの、だんだん経営側との考えのずれを強く感じるようになり転職を決意。当社にご相談いただきました。

転職軸は「チャレンジできること」

Aさんが転職において一番大事にしたかったことは「チャレンジ」新しい仕事に挑戦して成長したいというお気持ちがあったようです。
また、開発における上流工程の業務を行い、ユーザーやクライアントに近い仕事がしたいという希望もありました。

自分が求める仕事の環境とは

元々勤めていた大手企業時代はユーザーやクライアントからの距離が遠く、ベンチャー企業へ転職。

転職先は、経営者の判断でプロジェクトが数ヶ月でコロコロ変わり、そのたびに業務が変わる状態でした。自分の希望したユーザーがクライアントとは距離が近くなったものの、じっくりと数年かけて一つのプロジェクトに携わることができず、もどかしい気持ちを抱えていたため、再び転職を決意。自分が落ち着いて仕事に取り組める環境を求めていました。

最後の転職にしようと決意

ご自身では転職が多くなってしまったという気持ちがあり、腰を据えて働きたい!今回を最後の転職にしたいとお話されていました。

企業がの求めていた人物像

企業側は、業績好調で事業拡大を推進していました。そのため、リーダーとしてチームを運営してける中堅以上の人財をもとめていました。
県外企業で比較的大きなプロジェクトを任されるポジションだったため、県外のクライアントとのやり取りも含めてプロジェクト管理ができるスキルも必要とされていました。

今回のマッチングポイント

Aさんは、転職活動スタート時は「面白ことをやりたい、チャレンジしたい」という気持ちが強く出ていました。

ですが、「本当に目指す働き方とは何か、チャレンジの方向性はどこなのか?」を共にセッションしながら大事にしたいことを掘り下げていきました。

「ストレスが少ない環境で働くこと」「ひとつひとつのプロジェクトに明確なゴールがあること」「お客様との距離が近い仕事であること」この3つを優先しようという結論に至りました。

 

目指す方向性が定まったことで、前向きに転職活動を開始。採用企業側の事業内容や仕事に興味を持ちはじめたAさん。企業側も、スキルだけでなくベンチャー企業を経験し、企業の成長過程でおこる変化にも対応できる点を魅力に感じ、Aさんは無事採用が決まりました。

 

転職活動開始時はITというジャンルの中でも幅広く色々な企業の面接を受けていましたが、考えを掘り下げ「中長期的に成長し活躍できる環境という軸を定められたことで、納得のいく転職へつながりました。Aさんは面接時の企業からの評価も高く、これまでの仕事を振り返って、一つ一つ考えを整理して面接に臨めたことが勝因だったのではないかと感じています。

Bさんの場合

事務職→県内中堅企業の新規プロジェクト担当のシステムエンジニア
県内での転職 30代前半 男性

相談時の状況・相談内容

Bさんは新卒で働き始めた企業でシステム開発に従事していたが業務量が多く残業が当たり前というかなりハードな環境だったため転職。その後転職した会社が倒産し再び転職することに。

ハードワークはこりごりだったため、勉強し資格を取得し、事務職にキャリアチェンジして働いていた。しかし、閉塞感や成長の停滞を感じ転職を希望され、ご相談いただきました。

転職軸は「自分のやりがいを大事にする」

自分がやりがいを感じられる仕事、そしてモチベーションが保てる仕事がしたいという2つの軸で転職活動を行った。

Bさんは、元々「業務効率化」が好きでした。ただ成果物を仕上げるだけでなく、いかに仕事を効率化し、負担を減らせるかにやりがいを感じていました。
事務職でも紙ベースの業務をデジタル化し、従業員から感謝されたときはモチベーションがあがり、成功体験を感じたそうです。

安定した環境でやりがいのある仕事がしたい

ハードワークから離れるために選んだ事務職。残業が少なく、会社が倒産するかもしれないという不安もない、安定して働ける環境を手に入れたBさん。

やりがいも感じたいということで理想の転職へ向けて活動を開始されました。

理想は成長するチームで働くこと

事務職は安定していたものの、同じことの繰り返しで変化や成長がない点で苦しさを感じていたため、成長意欲のあるチームや会社を求めていました。

ですが、結婚を考えていることもあり、パートナーのためにも転職を繰り返すことは避けたい状況でした。企業選びは慎重に行いました。

企業が求めていた人物像

お客様と一緒になって課題解決のゴールを考え、提案し、スピード感をもって仕事のできる開発者を募集しているとのことでした。
立ち上げたばかりのチームであったため、新しいことにチャレンジし、若手の成長を促進する人財を求めていました。

今回のマッチングポイント

Bさんは履歴書だけ見ると転職を繰り返しているように見えました。そこで、しっかりと時間をかけてこれまでの仕事や考えを整理し、入念に面接対策を行いました。

企業がBさんに興味もたれたのは、開発ができるだけでなく、過去に勤めていた企業で様々な業務改善・効率化をした経験があることでした。

入社後にどう貢献し、何を目指すのかをきちんと企業側へ伝えられたことで納得のいく採用につながったのかと思います。

Bさんとしては、企業側の安定した環境だけなく、社長の会社や社員に対する考え方に共感したことで安心して入社されていました。

まとめ

今回の転職支援を通して感じた、転職成功のポイントをまとめてみました。

転職者と企業の双方が納得できた

企業の課題や、転職者に何を期待しているのかなど、少々伝えにくい情報も素直にアウトプットしてくださる企業様でした。
また、経営・チームとしてどういう方向に進みたいかも熱心に伝えていただいたので、双方が納得して採用と転職に繋がったように感じました。

転職者が意識すべき3つのこと

  • この転職で何を叶えたいのか
今何が課題になっていて転職したいのか、転職によって叶えたいことは何なのか言語化することによって、次のステップがはっきりします。
  • 将来のゴールは何なのか
目の前の叶えたいことだけでなく、ある程度先の未来も見据えながら動くことで、次のステップを考える一助になります。
  • キャリアの棚卸し
棚卸しとは、これまでのキャリア、スキルや性格面も含めた得意不得意、モチベーションは何か、など自分を客観的に見つめなおすことです。より自己理解が深まり、考えの整理に役立ちます。

いかがでしたでしょうか。今回2名に共通しているのは、転職が初めてでなかったこと、そして次の転職こそは成功させたいという気持ちで、転職のご相談をしてくださったことです。その想いを受け取り、今度こそ納得のいく転職をして欲しいという一心で転職活動をお手伝いさせていただきました。結果として、お2人にとって納得のいく転職ができ、現在もご活躍されていることを私自身嬉しく思っています。
システムエンジニアをはじめIT人財を中心に、物流系企業の拠点管理副所長、人材系企業の営業責任者、食品系ベンチャー企業の広告担当者など幅広く転職支援をさせていただいております。IT企業だけでなく、IT以外の企業へのマッチングも得意とする分野です。転職に悩んでいる方がいらっしゃいましたら、まずは一度ご相談ください。
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玉城 良樹 Tamashiro Yoshiki
コンサルタント
沖縄県糸満市生まれ。県内大学卒業後、中国へ(北京外語大学→西安交通大学)帰国後は東京で就職。IT企業にて営業職として従事。沖縄へUターン後、ベンチャー企業を経て、株式会社レキサンへ入社。現在はIT企業専門担当として活躍中。インドア派だが、たまに自然豊かな場所へ行きエネルギーチャージしている。

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