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こんにちは。リージョナルキャリア沖縄 株式会社レキサンの玉城です。

前回の長濱の投稿(賢い活動の仕方ってどんな?-併願の勧め-)に続く形で

今回私は面接対策(-コンサルタントの支援-)についてお話しさせて頂きます。

中途採用での面接において重要なのは

新卒時代のように「事前に用意した内容を一言一句間違わずに言う」のではなく

いかに自分バリューを率直に伝え、率直に質問をし、企業との相互理解が深められるかが重要です。

面接時に大切なことを事前に準備

我々コンサルタントは、面接の具体的な準備として下記のように思考の整理をお手伝いをします

①自分の整理

  • 転職軸
  • 退職理由
  • 志望理由

②仮説立て

  • 自分なりの仮説立て
  • 面接のゴール設定
  • ゴールへたどり着くための話す内容の軸の整理

自分の中心となる軸さえきちんと整理できていれば、面接の際に多少しどろもどろになったりしても問題ありません。
事前にコンサルタントが壁打ち相手になることで、思考の整理をお手伝いをします。

それでは、それぞれ具体的に説明していきましょう。

自分の整理とは何か

退職理由=転職軸=志望理由

上記の3つはイコールになる関係であると他社へ伝えやすく、聞く側も理解しやすくなります。

なぜ退職して、何を軸に応募する求人を選び、なぜその企業へ応募したか。
上記で軸がつながっていると、都度都度発する言葉が多少変わったり、言葉がつまってしまっても問題ありません。

面接前はこの軸をしっかり固められるよう準備していきます。

仮説立ててゴールへ向けて準備

自分なりの仮説立て⇒面接のゴール設定⇒ゴールへたどり着くための話す内容の軸の整理

①にもつながる部分ではありますが、企業の情報収集をきちんとし、先方はどういう企業でどういう課題があり自分はどう貢献できるかを整理します。

もちろん我々コンサルタントからの情報提供もございますが、先方がどういう課題を持っているかを自分なりに仮説を立て、自分のスキル・経験・ポテンシャルで課題解決に貢献できるかをお伝えできるように、整理をします。

仮に仮説が外れていたとしても、そこを糸口に更にディスカッションが深まり、相互の理解が深まります。

【転職事例 40代前半男性(ITエンジニア)Aさんの場合】


弊社へご相談へ来られた段階では、進むべき方向をかなり迷われていました。
前職が経営不振による離職だったことと、年齢とソフトウェア開発経験の浅さによる焦りから、開発に携われるポジションであれば特に的を絞らず積極的に多くの企業へ応募されている状況でした。

初回面談で、転職軸の一つとして「技術力」を高められる環境であるかどうかが大事であることをお聞かせいただいたので、軸に沿った求人をご提案し複数社選考を受けることになりました。

面接対策では、転職軸や価値観を改めて整理しつつ、エンジニアとして色々道が考えられる中で、なぜ応募した企業に志望しているのかを自分の転職軸や価値観を

並行して複数選考を受けている中でも、少数精鋭でプロフェッショナルなメンバーが揃い、常に新しい技術を追い求めて知識とスキルのブラッシュアップを継続する社風の企業で面接を受けました。面接で厳しい言葉を受けながらも、自分のイメージに合うことを確認。

企業側から未経験分野の課題を出してもらい、短い期間の中で無事課題を完了。深く技術を追い求める姿勢と集中力、それによるキャッチアップの速さをアピールし無事内定を頂きました。

こちらの企業様はお客様の立場に立った提案を非常に大切にしておられ、その提案をするためにエンジニアは常に日ごろから業務外でも学びを重ね、知識や経験のブラッシュアップを行っています。
スキルだけ見るとAさんにはハードルが高めでしたが、そういった社風を理解し、面接においても自分の軸もふまえてきちんとアピールできたことが、選考を前に進められたポイントであったと感じています。

【転職事例 40代前半女性(社内SE)Bさんの場合】

ご相談に来られた時は、チャレンジできる環境であれば開発に限らず幅広く何でもやりますというスタンスでした。
一見すると積極的に感じられますが、自分の本質的なやりたいことは深堀りできておらず、転職が目的化してしまっていました。初回面談で過去の経験を掘り起こし、自分が充実感を得られた瞬間等を振り返ると、「誰かに何かを伝える」という仕事をしていたときに充実感を感じていたようでした。そこで、ある企業様の拠点立ち上げメンバーとしてご紹介しました。面接対策では、企業側は立ち上げフェーズで規模を拡大する構想を持っていたので、将来的には学生インターンの受け入れであったり、社内の教育体制の整備等幅広い仕事が考えられると仮説立てをしてみました。Bさんご自身の軸とも重なる部分でありました。結果、面接で仮説が的を射ていることがわかり、企業側課題解決のための貢献がご自身の軸とも重なることも好印象となり、無事内定を頂くことができました。

 


いかがでしたでしょうか。今回2名に共通しているのは
転職が初めてでなかったことそして次の転職こそは成功させたいという気持ちで、転職のご相談をしてくださったことです。
その想いを受け取り、今度こそ納得のいく転職をして欲しいという一心で転職活動をお手伝いさせていただきました。
結果として、お2人にとって納得のいく転職ができ、現在もご活躍されていることを私自身嬉しく思っています。
システムエンジニアをはじめIT人財を中心に
  • 物流系企業の拠点管理副所長
  • 人材系企業の営業責任者
  • 食品系ベンチャー企業の広告担当者など
幅広く転職支援をさせていただいております。IT企業だけでなく、IT以外の企業へのマッチングも得意とする分野です。
転職に悩んでいる方がいらっしゃいましたら、まずは一度ご相談ください。
読者様の「沖縄の転職エージェントに、こんなことを聞いてみたい!こんなことをやって欲しい!」を募集しております。お約束することは出来かねてしまいますが、出来る限りお応えして参りたいと存じます。お問い合わせはこちら
玉城 良樹 Tamashiro Yoshiki
コンサルタント
沖縄県糸満市生まれ。県内大学卒業後、中国へ(北京外語大学→西安交通大学)帰国後は東京で就職。IT企業にて営業職として従事。沖縄へUターン後、ベンチャー企業を経て、株式会社レキサンへ入社。現在はIT企業専門担当として活躍中。インドア派だが、たまに自然豊かな場所へ行きエネルギーチャージしている。

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