企業との面接
-コンサルタントの同席シーンー vol.7
“沖縄に移住して働いてみた”
シンガポールから沖縄にやって来た転職エージェントが考える
今後の沖縄の価値や可能性
皆さんこんにちは。リージョナルキャリア沖縄 株式会社レキサンの花岡です。
前号では玉城が面接対策-コンサルタントの支援とは-についてお話をさせて頂きました。弊社では面接対策コンテンツも準備させて頂いており、もし宜しければご活用頂ければと存じ、ご転職において一助となりましたら大変幸いです。
今回は面接同席について触れて参りたいと存じます。
転職エージェントを利用する上でのお役立ち情報をシリーズでお届け
- コンサルタントの転職支援成功事例(長濱)
- コンサルタントの転職支援成功事例(玉城)
- コンサルタントとの面談-スタートライン-
- 応募の方法-併願の勧め-
- 面接対策-コンサルタントの支援-
- 企業との面接-コンサルタントの同席シーン-
- オファー前後の実情-肝入りポイント-
- レターサイン前後-退職交渉-
- 入社前-心構えのススメ-
- ※番外編:転職失敗事例
花岡→長濱→玉城でバトンをつなぎながら、ブログを更新してまいりますので是非ご活用ください。
今回は面接対策の実践部分ついてご紹介をさせて頂きたいと思います。
また面接には弊社のコンサルタントが同席をさせて頂くシーンがございますので、是非コンサルタントを有効活用して頂きながら、より良い面接をご実施頂ければと存じ、具体的には下記について触れて参ります。
面接の目的と役割
面接とは転職において極めて重要なものであり、原則として面接をせずにご入社に至ることは、例としてもございません。そして、面接とはご両者(企業及び求職者)の採用/入社意思決定における、もっとも比重の重い役割を担っている1つであり、お互いを見定めることが目的であると言えるでしょう
ですので、1回の面接で採用に至るケースもあれば、2回か3回程度の面接が行われるケースが多いとお見受けします。
面接における推奨/要注意ポイント
面接の役割が採用/入社意思決定の為の重要な参考要素であり、目的がお相手を見定める事であることから、面接官は人生においても職務においても、ご経験が豊富な先達の方々がご出席になるケースが多くございます。
面接前のご紹介や書類選考でご期待を頂いている状態の中、お話の中で矛盾点等が見受けられた場合、すぐに見抜かれたり、鋭い質問を頂いたりで、自分の構築したイメージと異なる展開になることもあると、お考え頂いて大きな差支えは無いと存じます。
事前準備として、以下をしっかりと行うことを推奨します。
- 面接対策で触れた軸の整理
- 企業情報調査
- 志望動機
- 何を伝えるか等の論点整理
この4つのポイントは、好きな異性に対するアプローチ(ナンパ)に似ている要素があると思います。
ポイント「過度に緊張せず誠意を持って柔軟に対応すること」
「自分の事を知って頂こう」
「お相手を知って、想って、理解しよう」
「今、何のために、このお話をさせて頂いているのか」
「自分が参加をさせて頂いた場合は事業や組織にどんな貢献ができるか」
「どうやって課題を解決していくか」
等を意識しながら掛け合わせ、相手と一緒に議論を作り上げていくケースがあるとご認識頂きました上、面接に臨まれます事が、ご推奨かと存じます。
よくある質問(服装・持ち物)
Q.服装は?
A.性別問わず、スーツ、かりゆしウェアの他、カジュアルスマートをご推奨でございます。
Q.持ち物は?
A.原則としては、履歴書と職務経歴書を一部と、筆記用具のご持参がご推奨でございます。
(履歴書と職務経歴書は弊社から展開済みでございますが、念のため一部お持ちになられます事、ご推奨でございます。)
コンサルタントの同席目的と役割
コンサルタントはご両者を識っている存在であり、面接にご一緒させて頂くシーンがございます(世の中の一般としては、エージェントが面接に同席させて頂くことは少ないかと存じますが、弊社ではTPOに応じつつ、可能な限りご一緒させて頂き、サポートに尽力して参ります)。
その理由や目的は、良いご縁を紡いで頂くことに少しでも貢献をさせて頂きたいと考えるからであり、その役割は、一言で言えば橋渡し役です。橋渡しの具体的なアクションとしては、下記の様な例がございます。
具体的なアクション例を3つ紹介します。
ご挨拶と露払い
最初のご挨拶と露払いを行うことがございます。これを通じて、ご両者に開襟にてお話頂けるように、場の雰囲気作りと、面接の流れを作ることを、お手伝いさせて頂いております。例として、コンサルタントが下記の様な面接の流れを作る事がございます。
上記の流れの中で、コンサルタントが求職者から転職のご相談をお受けした時や、企業から採用のご相談をお受けした時に、率直にどう感じ、どう思ったのか、等をお話させて頂くことがございます。
魅力が伝わるようアウトプット
コンサルタントはご両者に対して、共通言語と共通認識を持っている為、アウトプットに対する補足をさせて頂くことがございます。より魅力が相手に伝わるように、加えて、「自分はこういう所が魅力的だと感じています」旨等をアウトプットさせて頂くことがございます。面接終了時のご挨拶と、次のアクションへの示唆/確認/提案等を行わせて頂いております。
面接後のフォローアップ
面接後、ご両者へフォローアップに参り、フィードバックや今後のご意向を賜ります。壁打ち役を担わせて頂き、コンサルタントはどう思ったのか、以降はどうするべきだと考えるか等を展開させて頂くケースがございます。
ご両者共に次のステップに進むご意向の場合は、例えば次回の内容や目的、面接官、日程調整を含めて、2次面接設定や、最終面接設定をご支援させて頂きます。
最終面接終了後も同様にご両者にフォローアップに参り、企業側が内定のご意向の場合は、オファーレター(内定通知書)を受領させて頂き、求職者へ展開をさせて頂きます。
(場合によっては、オファー面談として、職務内容の最終確認、オファー内容の確認、各種すり合わせ等を目的とした機会も、設けさせて頂くことがございます。)
1.面接の成功例と失敗例のご紹介
成功例
面接通過/成功例として、企業側が比較的多くの情報を求職者にお伝えになるシーンが挙げられると存じます。このアウトプットの心理には、「弊社はこんな会社です!」「弊社を好きになって頂けたら嬉しいのですが、如何でしょうか?」「誠意を持って、開示させて頂きます!」等のご意向が有られることが、中にはございます様にお見受けしております。
(このお気持ちを上手に察知することが出来て、適切なご対応が出来るお方に、白羽の矢が立つケースがございます。)
失敗例
中には失敗例として、書類虚偽があった場合や、無断欠席、遅刻等は言わずもがなですが、実は他に、お相手を知る事よりも、自分の事を一生懸命に話すことにリソースを割きすぎてしまい、「自社や面接官に対して、強い動機や興味関心を感じ難い」「何故、弊社じゃなきゃダメなのかが伝わってこなかった」「スキルセットやご経験は素晴らしくても、会ってみて、フィーリングが合わないことが分かった」等の理由で、第一候補になり難い等の現象が発生することがございますので、注意したいところだと存じます。
2.面接全体フローのご紹介
全体像の把握に少しでも貢献出来ればと存じ、全体フロー例をご紹介します。
特に黄色部分が今回のブログにて触れている部分になります。
※あくまで下記は例となります。ご参考までに
全体フロー
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は面接について触れて参りました。
弊社コンサルタントは、良いご縁を紡ぐことに貢献することが、やりがいの一つでございます。是非、コンサルタントを上手にご活用頂き、新たなキャリアの可能性を、一緒に切り拓いていくことが出来ればと存じます。
次回は、オファー前後の実情-肝入りポイント-を発信して参ります。
企業様と候補者様の、良きご縁の創出に努めて参ります所存です。何卒、宜しくお願い致します。
読者様の「沖縄の転職エージェントに、こんなことを聞いてみたい!こんなことをやって欲しい!」を募集しております。お約束することは出来かねてしまいますが、出来る限りお応えして参りたいと存じます。お問い合わせはこちら