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こんにちは。
リージョナルキャリア沖縄の長濱です。
前号では花岡が「
コロナ禍での海外からの移住転職のためにやっておきたいこと」について話させていただきました。本号では、「実際に移住転職した方の声」をお届けしたいと思います。

沖縄への移住転職に伴い、少しでも参考になれば幸いでございます。

「移住転職」をテーマにお役立ち情報をシリーズでお届け

目次

  1. 沖縄へUIターンをしたい方々の理由、何を求めて来るのか
  2. 沖縄へUターンして来られた方の声
  3. 沖縄へIターンして来られた方の声
  4. 充実して過ごしている方の共通点

沖縄へUIターンをしたい方々の理由、何を求めて来るのか

沖縄へUIターンをしたい方々より、様々な理由をお聞きいたします。

「元々好きな、憧れの場所だから」「配偶者の出身地だから」等は良く聞きくのですが、最近良くお聞きするのが、「コロナきっかけによる転職」 です。コロナきっかけによる転職理由として、

  • コロナ禍で人との交流が激減した
  • 家で自分の人生を再考する機会が増えて、人生観が変わった。
  • どうせなら好きな沖縄で思いっきり働きたい等です。

コロナによって、これまでの当たり前が変わり、ご自身の人生観、幸福感も変化してきた、ということをここ1年ほどでお話を聞く機会が増えました。

元々好きな、憧れの場所だから

大学時代も、沖縄出身なんてうらやましい!なんてことを言われて、いやいや沖縄にも色んな事情あるんやで、とか言っておりましたが、最近の沖縄人気はどうなのだろうか、と調べてみました。

「住みごこち都道府県」ランキングTOP10!1位は「東京都」【2021年最新調査結果】 いい部屋ネットより

「人生観、幸福感」について

色んな求職者様のお聞きしていると、改めて人によって「幸せ」の考え方は様々で、そして複雑だなあと考えさせられます。私もそうですが、自分自身だけの人生ではなく、家族がいて、恋人がいて、友達がいて等、様々な要素で判断されているのだと、再認識しました。

「誰にとって」

ご自身、ご自身の家族、配偶者、配偶者の家族、お子様、ペット etc… にとって

「何があるから」

環境(自然、子育て環境、教育環境)がいい、やりたい仕事がある、趣味がある、土地や人と合う etc…  

具体例をいくつかお伝えいたします。

  • 「ご自身または配偶者の出身だから」
  • 「好きな場所で、かつやりたい仕事があったから」
  • 「スキューバダイビングが大好きだから、沖縄で趣味を満喫しながら仕事をしたい」 
  • 「日本中のインターナショナルスクールを検討した上で、沖縄のスクールが一番いいと思ったので、子どもと二人だけで移住転職します。旦那は置いていきます!」

「ご自身または配偶者の出身だから」

 この理由はやはりかなり多いですね。結婚、出産等、ライフステージの変化とともに、両方またはどちらかの出身であり、慣れ親しんだ土地で生活したい、何かあったときに知人友人や家族がいて頼れる、というのは多くの方にとって重要なようです。

「好きな場所で、かつやりたい仕事があったから」

 こちらの理由も多いですね。仕事、プライベート、どちらか一方ではなく両方満たせるならそれに越したことはない、ということを皆さん言われます。コロナによって、リモートワークが可能な環境が整備されてきたことも要因の一つかもしれないですね。

その他にも

「スキューバダイビングが大好きだから」「沖縄で趣味を満喫しながら仕事をしたい」 

「日本中のインターナショナルスクールを検討した上で、沖縄のスクールが一番いいと思ったので、子どもと二人だけで移住転職します。旦那は置いていきます!」

など、様々なお話をお聞きします。
実際のところ、
UIターンをされた皆さんが沖縄に住んでみて、どう感じているのでしょうか。

このお話をする前に、UIターンとは? についてご説明させていただくと、

Uターンとは

地方から都市に移住した人が、再び故郷に戻ることを指します。

(例)「高知県の田舎に生まれ、進学を機に大阪府の中心地に移住。大阪で就職し経験を積んだ後、生まれ故郷に戻る」などのケースが当てはまります。

Iターンと

都市から出身地とは違う地方に移住して働くことを指します。

(例)「東京都23区で生まれたが、島での生活に憧れ沖縄県の離島に移住する」などのケースが当てはまります。

沖縄へUターンして来られた方の声

良かった点

  • 今まで夫婦で共働きしながら子育てをしていて、大変なことが多かったけど、両親や従  兄弟、友人等、子どもたちに関わってくれる人が沢山いて、子どもたちが楽しそう。
  • 親としても少し休めるタイミングがあり、とても助かっている。
  • 友人達と休みの日に集まってBBQをしたり、カフェに行ったり、ちょっとしたことで集まれることが息抜きになる
  • 友人や知人を介して仕事の話をいただけるケースがあり、沖縄の横の繋がりの深さ、大切さを改めて感じた。
  • 生活費が県外にいた時よりも低くなった。
  • これまで県外で培った経験、スキルを活かせていると実感している。貢献することで周囲にも感謝されるので、素直に嬉しいしモチベーションになる。
  • 妻(夫)や子どもたちにとってはIターンで、馴染めるか不安だったが、思いのほか自分の家族や友人たちとも仲良くなっている。

改善点、懸念点

  • 仕事を通じて出会う「質の高いビジネスマン」の数はやはり都内にいた時の方が高く感じた。※沖縄でも出会うことはもちろんあります。
  • 良くも悪くも、自社含めてまだまだ発展段階の企業が多く、制度、設備など整っていないことが多い。
  • 少し気を抜くと、沖縄にいた頃(学生時代や実家暮らしの時)のモードになってしまうことがある。
  • 自分としては帰ってきてよかったと思うが、妻にとっては家族や友人がいない地域なので、負担をかけてしまっている部分があるのではないかと感じる

 

沖縄へIターンして来られた方の声

良かった点

  • 元々旅行等で好きだった場所だけど、住んでみるとより地元の方の温かさを感じる。
  • 東京で仕事をしているときは24時間仕事を考えている、という状態でどこかいつも気が抜けなく休まらなかったが、今は良いバランスで仕事ができている。
  • たまたま家の近くのカフェが県外出身者が多く集うところだったので、子連れの方も多く、同じ県外出身者同士で、良いママ友ができた。
  • 近所の方が我々夫婦や子どもに声をかけてくれる。人同士の距離感が近いように思う。
  • 地元に海がない県だったので、念願の沖縄ライフで大満足している。週末は毎週海に行って釣りをしたり、泳いだりぼーっとしたりしています。
  • 都会と田舎(自然)の両方のバランスがちょうど良いし、あまり時間をかけずにそれぞれ行き来できるのがいい。
  • 都会にいる時よりも、家族で外に出かける時間が増えて、とても充実している。

改善点・懸念点

  • 沖縄に来てから、ずっとコロナの影響で外出を控えないといけなくて、思ったように満喫できていない。
  • 車社会で渋滞がすごいと聞いていたが、想像をはるかに越えていた。なぜこの距離でこんなに移動に時間がかかる? というくらい通勤ラッシュ時はひどい。ただ、電車が  ないので、車がないとどうしようもないのも事実。最近はラッシュを避けて通勤している。
  • 思ったよりも物価が高い。
    特に買う場所によっては野菜が高いので、最近では八百屋等を利用するようになり、比較的おさえられるようになった。

UIターンで来られた方々のそれぞれ良かった点や懸念点を紹介させていただきました。「転職して良かったです!」とイキイキしている方には共通点がございました

 充実して過ごしている方の共通点

充実して過ごしている方の共通点は、ご自身の「転職における大切にしたい軸」がはっきりしている方でした。

上述にもあるように、「誰のために」「何を求めて(叶えたくて)」の転職なのか?得られるものがある一方、失ってしまうものは何なのか。そこが明確であり、尚且つ、生活面だけではなく、仕事面においても満足のいく転職、すなわち充実ポイントが多く満たされている方は非常にイキイキ過ごしておられる印象でございました。

これは、沖縄での転職に限ったことではございませんが、「住みたい場所」であるが故に、それだけが目的になってしまうと、後悔をする移住転職になるかもしれませんので、今一度しっかりと考えて、ご家族で話をしてから決められることをご推奨致します。

【ポイント】

  1. 「誰のために」「何を求めて(叶えたくて)」の転職なのか?
  2. 得られるものがある一方、失ってしまうものは何なのか?

ご自身の「転職における大切にしたい軸」をしっかりと考え、決めていかれることをご推奨します。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

沖縄での転職移住をご検討されている、UIターンの方に少しでも参考になりますと幸いです。
※個人の経験と感想が大部分を占めており、詳細を省いている部分も沢山ございますのでご参考までにお取り扱い下さいませ。

次回は コンサルタント玉城より発信してまいります。


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長濱 雅徳 Nagahama Masanori
コンサルタント
沖縄県那覇市生まれ。神奈川大学卒業後、教育関連の仕事に従事。東日本大震災をきっかけにNPO法人カタリバへ入社。岩手県をはじめ、東京や島根で経験を重ねる。結婚・出産を機に沖縄にUターンし株式会社レキサンに入社。3児の父であり、趣味は料理。レシピ動画を参考に作った料理は家族からも高評価である。

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