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経理 キャリア形成、沖縄、転職、エージェント

皆さんこんにちは。
リージョナルキャリア沖縄 株式会社レキサンの花岡です。

 前回は候補者様からの「沖縄に転職した方がいいかどうか悩んでいます」というご相談にかかり、コンサルタントの立場からお応え致しました。よろしければご一読ください。

本号では、「沖縄の経理キャリアについて」のご相談に、触れて参りたいと存じます。

―目次―

  1. 沖縄企業での経理のキャリアの選択肢 
  2. 昨今、沖縄で見受けられる経理求人の特徴
  3. 沖縄ではどんなキャリア構築が見込まれるか?
  4. まとめ

沖縄企業での経理のキャリアの選択肢

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沖縄での経理キャリアについてお伝えをさせて頂くべく、分かり易い様にまずは簡略した形式にて、図形でお伝え出来ればと存じ、大手事業会社、中小事業会社、税理士法人のポジションを下記の通りご紹介いたします。※決してこれだけに限った訳ではございません。

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経理、財務、税務が別々の部署とって独立しております。また、FP&Aや内部監査、CFO等の役職があり、CFOはグループ子会社の社長等を兼任しているケースを沖縄でお見受けします。比較的絞られた領域に専門的にとりかかり、他の部署と連携して業務を前進させる形で、ジョブローテーションによりジェネラリストに成長するイメージです。

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 沖縄の中小企業では、経理の方が経理、財務、税務、総務を担当しています。また、給与計算、届書作成等、労務領域の一部も含めてご担当されていることも多々あります。一人がバックオフィス全般を広く経験するイメージ感です。

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組織上、他県の税理士法人と大きな違いは見受けられません。一方、沖縄の中小企業事業主が頼りにする相手は、銀行もしくは税理士法人であるケースが多々見受けられ、有資格者(税理士、公認会計士)や科目合格者は沖縄での活躍チャンスが多いです。

昨今、沖縄で見受けられる経理求人の特徴

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2023年は経理求人の増加が見受けられ、特に最近は新規のご相談をたくさんいただいており、求人の概要をご紹介できればと思います。

 

建設・不動産関連の大手企業:管理会計・財務

大手事業会社にて管理会計の求人をお預かりしました。

県外にも拠点を展開しており、目覚ましい発展を遂げている企業様です。業務内容としては、予実管理・運用、決算(月次、年次)、管理会計、原価管理、税務申告、開示資料作成、監査対応、金融機関対応、証券会社対応などが挙げられます。

 

建設業の大手企業:経理のマネジメント職

同社は複数の事業展開を行っているグループ会社であり、経理領域のプレイングマネージャーをお求めです。仕事内容としては、仕訳入力、決算、部下のマネジメント、業務フロー改善、資産管理、税務申告、予実管理と分析などが挙げられます。

サービス業の中小企業:経理のマネジメント職

大手企業のグループ子会社にて経理の求人をお預かりしました。

同社は沖縄ならではの事業で沖縄の方ならだれもが知るサービスを展開しており、親会社も日本人なら誰もが聞いたことがあるだろう有名なプロダクトを有する企業様です。業務内容としては、仕訳起票、出納・支払、売掛買掛管理、決算、給与計算、経理フロー構築、改善、運用などが挙げられます。

ITベンチャー 中小企業:経理のマネジメント職

成長目覚ましいベンチャー企業様より経理の求人をお預かりしました。

同社は非常に社会貢献性の高いサービスを提供しており、同時に新規事業の展開も多く素早く、短期間で大きな成長を遂げている企業様です。業務内容は、入出金管理、伝票入力、記帳、給与計算、決算、メンバーのマネジメントなどが挙げられます。

 

税理士法人:コンサルタント

歴史がある沖縄の税理士法人より、事業承継・相続コンサルタントの求人をお預かりしました。沖縄では事業承継・相続のご相談が多く、より顧客のご要望と利便性にお応えする為、新店舗開業を行っておられます。仕事内容は、事業承継コンサルティング(経営見直し、事業承継スキーム、レポート作成、アドバイザリー、会社設立支援、各種書類作成)などが挙げられます。

 

税理士法人:税理士補助

沖縄の商業中心地にある税理士法人より、税理士補助の求人をお預かりしました。同社ではクラウドに対応した会計支援や経理代行等の他、節税アドバイザリー、組織再編コンサルティング、人事評価制度導入支援等を提供しております。業務内容としては、巡回監査、税務相談、資料回収、記帳代行、各種申告業務などが挙げられます。

 

前号でも触れましたが、沖縄において、前年と比較して、求人案件は増加傾向を見受けます。補足として、沖縄は特に事業承継や相続のケースが非常に多く、これに関連して、先代(会長)が70代で、次世代社長が40代という会社が沢山ございます。

すなわち、求人を出す側の本音としては、20代から30代のリーダークラス、30代から40代のマネジメントクラスの候補者を求める声が多い傾向です。尚、50代の方々の部長クラスに対する期待も、限られた数ながら見受けられます。

※まだまだ沢山あり他の企業様も含めて企業名など詳細を知りたい方はお問い合わせください。詳細な情報は、候補者様へ求人票をもってご紹介させていただきます。

 

沖縄ではどんなキャリア構築が見込まれるか?

沖縄では、他県とは異なる産業構築・課題・チャンス(すなわち特徴)があるとお見受けします。沖縄は海に囲まれた自然豊かな島ですので、コロナの影響を受けつつも観光業が盛んであり、シッピングビジネスやフライトビジネスも強くなくてはなりません。また、沖縄ならではの素材を使った食品メーカーや飲料メーカー、IT企業も頑張っています。

 

一方、土地が狭いので製造業は少なく(そんな中存在する製造業は強く専門的な外資であったりしますが)、土地バブル感があって建設業や不動産業は盛んであり、BPO拠点が多く、中小企業事業主が頼りにする税理士法人が活躍している構造が見受けられます。更に、米軍基地がある為、米軍に対するサービスを提供する事業も複数ございます。

 

沖縄では、そんな特徴が見受けられるため、それを活かしたキャリア構築が見込まれるでしょう。例えば、私からの紹介で経理領域で入社された一部をご紹介すると、

  • 数少ない外資系製造業におけるCFO
  • シッピングビジネスにおける経理マネジメント
  • 大手建設業における将来の経理部長候補
  • 米軍にサービスを提供する企業での総務準トップ
  • 中小IT企業における経理マネージャー候補
  • 食品メーカーにおける経理課長
  • 不動産業界における経理スタッフ
  • 税理士業界における、税理士、公認会計士、コンサルタント、税理士補助、総務

等が挙げられます。ご参考として頂けると幸いです。

まとめ

今回は、「沖縄の経理キャリアについて」のご相談に触れて参りました。沖縄の特徴に沿った形でのキャリア構築が見込まれ、今後沖縄への転職、沖縄での転職をご検討中の皆様に、少しでもご参考としてお役に立てましたら幸いです。

 弊社では読者様の「沖縄の転職エージェントに、こんなことを聞いてみたい!こんなことをやって欲しい!」を募集しております。お約束することは出来かねてしまいますが、出来る限りお応えして参りたいと存じます。

花岡 利季 Hanaoka Toshiki
社会保険労務士
大阪で生まれ、生後7ヶ月でシンガポールへ。大学は日本の武蔵工業大学卒業。日本とシンガポールの両方にて就業経験を積む。JACにてコンサルタントとして活躍。(経理財務人事・コンサルファームが専門領域)2020年沖縄へ移住し株式会社レキサンへ入社。釣りが趣味。沖縄に来てからほぼ隔週で通っている。

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