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皆様、こんにちは。
沖縄ではインフルエンザが流行していますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。我が家では次女の発熱をきっかけに、家族全員が次々と体調を崩し、大変な思いをしました。

このような状況になると、柔軟に対応できる職場環境の重要性を改めて実感しますよね。もちろん、企業としても柔軟な対応をしたい気持ちはありますが、さまざまな要因でそれが難しいことも多いでしょう。

求職者の方々と面談する中で、「働き方」を重視する方が増えていますが、それ以外にも「給与」や「仕事内容」など、さまざまな選択基準があります。それぞれの価値観やライフスタイルに基づいて会社を選んでいるのだと思います。

さて、今回は本題に入りたいと思います。このブログでは、沖縄での転職活動に役立つ手段や選び方についてご紹介します。

目次

  1. はじめに:転職市場の現状
  2. 転職活動の主要手段:その特徴と活用方法
    1. ハローワーク/沖縄県キャリアセンター
    2. 転職エージェント
    3. ビズリーチ
    4. Indeed
    5. 求人広告媒体
  3. 沖縄での転職活動を成功させるためのポイント
  4. まとめ

1. はじめに:転職市場の現状

近年、「終身雇用は崩壊した」という言葉をよく耳にするようになりました。

かつては、よほどのことがない限り定年まで雇用が継続されるため、安心して働けるというメリットがありました。

終身雇用の背景については省略しますが、2023年のマイナビの調査によると、正社員の転職率は2016年の3.7%から約2倍の7.5%に増加しており、以前よりも「転職」が現実的な選択肢として広がっていることが伺えます。

本土から流行が遅れてやってくると言われる沖縄でも、この4~5年で転職の流れが確実に見られるようになっています。

都内では、転職エージェントや求人媒体の利用が一般的で、人材紹介会社も非常に多く、個人経営や小規模なものも含めると把握しきれないほど存在します。

しかし、沖縄では人材紹介を専業とする企業はまだ数社しかなく、最近になってようやくその認知が広がりつつある状況です。

意外にも、企業側がどの採用手段を使うべきかを十分に理解していないケースは少なくありません。

自社が求める人材に対する求職者の特性や、転職市場に該当する人材の数、自社の求人がどれほど競合優位性を持っているか、また求人媒体や採用手段の選び方、人材紹介会社の利用の是非など、多くの選択肢が存在します。

こうした中で、適切なアプローチを行う企業が採用に成功しており、そのような企業は求職者からも選ばれる魅力的な企業であることが多いと感じます。 

2. 転職活動の主要手段:その特徴と活用方法

さて、ここからは沖縄県内で活用できる具体的な転職手段について、それぞれの特徴や活用法を解説していきたいと思います。(※この内容には、長濱個人の見解も含まれています。)

(1) ハローワーク/沖縄県キャリアセンター

特徴

  • 公的機関であり、地方特有の求人が多い。
  • 無料で利用可能。職業訓練校の紹介や相談員との面談、履歴書や職務経歴書の作成サポートなどが手厚い。
  • 企業側も利用に慣れており、無料であることから利用しやすい。

活用法

  • 地域に特化した求人があり、ハローワークでしか見つけられない求人もある。
  • 相談員との面談や職務経歴書の書き方指導を積極的に活用する。
  • 職業訓練も視野に入れ、スキルアップを目指す。

補足

休職期間中に失業保険を受けながら転職活動ができるため、時間を確保しながら動きたい方には有利です。

しかし、転職活動が長引き、休職期間が長くなると、中途採用において即戦力を求められる場面では不利になる可能性もあります。

(2) 転職エージェント

特徴

  • プロフェッショナルによる転職支援
  • 非公開求人の紹介や企業とのマッチング
  • スキルや経験に応じたサポート

活用法

  • 沖縄に特化したエージェントを選ぶ
  • 自分の強みやキャリアを明確に伝える
  • 複数のエージェントを比較・活用する

補足

下記でもご紹介していますが、転職成功の鍵は「企業理解」「自己分析」「書類や面接での自己PR」が重要です。我々エージェントは日々企業とコンタクトをとっており、そのネットワークを活用することは有効な手段だと考えます。

コンサルタントがご紹介 面接対策-コンサルタントの支援とは-

コンサルタントがご紹介 賢い活動の仕方ってどんな?-併願の勧め- vol.2

コンサルタントとの面談 -スタートライン- vol.4

(3) ビズリーチ

特徴

  • ハイクラス向けの転職サービス
  • 経営職や専門職に強みがある
  • 優良企業からのオファーを受ける形式

活用法

  • 経験豊富なビジネスパーソンや専門職に最適
  • 自分の市場価値を確認・理解できる

補足

優秀な求職者や人材不足の業界に属する方には、県内外から多数のオファーが届くことがあります。その結果、メールが膨大になり、適切な求人が他に埋もれてしまう可能性があるため、注意が必要です。

(4) Indeed

特徴

  • 世界中の求人情報を一括検索可能
  • さまざまな企業や業界の求人が豊富
  • 手軽に求人に応募できる

活用法

  • キーワード検索を工夫して沖縄に絞った求人を効率的に探す
  • 通知機能を活用して最新の求人情報を入手
  • 履歴書・職務経歴書を充実させ、スムーズに応募する

補足

エントリーが簡単なため、求職者にとって利用しやすいですが、履歴書や職務経歴書が十分に記載されていない場合、書類選考で落とされてしまうことが多いため、注意が必要です。

(5) 求人広告媒体

特徴

  • 地元企業の求人が幅広く掲載されている
  • 人材紹介や人材派遣によるマッチングサービスを提供している企業もある

活用法

  • 地域密着型の企業に就職したい場合に効果的
  • 自分の居住エリアに近い企業の動向に注目する

補足:沖縄県内だとジョブアンテナアグレをご案内させていただくことも多いです。

特にジョブアンテナは、求人情報が充実しており、応募の前段階で求人に興味があることを知らせる機能もあり、利用しやすいです。さまざまな企業の情報を幅広く知りたい方におすすめです。

3. 沖縄での転職活動を成功させるためのポイント

私自身も、以前は「転職活動ってどう進めるの?」とほとんど分かっていませんでした。

今振り返ると、もっと知識があれば、利用の仕方も変わっていただろうと思うことが多々あります。そこで、いくつかポイントをまとめました。

情報収集を積極的に行う

これまでのブログでもお伝えしてきましたが、「情報」は何よりも大切です。

首都圏で一般的なリクルートやDODAを使った転職活動とは異なり、沖縄には沖縄ならではの求人や情報収集の方法、転職活動のスタイルがあります。

まずは、求人サイトやSNS、ネットワークなど、多様な情報源を活用して情報を「知る」ことが非常に重要です。

自身のキャリアプラン、転職活動で叶えたいことを明確にする   

これも非常に重要なポイントです。

「自分がどのような仕事に携わりたいのか」「何ができるのか」「今後どうなりたいのか」を明確にし、それを実現できる企業や、自分と同じ(または近い)価値観で事業を行っている企業を見つけることが大切です。

その企業にどうやって出会えるかを考えることも重要です。中長期的なキャリアビジョンを言語化し、明確にしていくことで、転職活動はスムーズに進みます。

沖縄の転職市場や転職活動の手段を踏まえて、自身にあった方法で転職活動をする

上記でも述べた通り、まずは沖縄の転職市場がどのようになっているかを把握し、その上でさまざまな手段を試してみることが大切です。

実際に動いてみて、自分に最もフィットする方法を模索するのが良いでしょう。複数の手段を同時に進めるのも一つの方法ですが、無理なくこなせる範囲で進めることをおすすめします。   

 4. まとめ

ハローワークやエージェントを活用した地域密着型の転職、ビズリーチを利用したハイクラス求人の探索、Indeedを活用した幅広い求人情報の検索など、多くの選択肢があります。

しかし、現職やプライベートで忙しい中、時間を捻出して転職活動を進めることになるため、自分の状況に応じた効率的かつ納得のいく転職活動を目指すことが大切です。

沖縄独特のカルチャーの中での転職活動ですが、情報をしっかり収集し、自分に合った活動を行えば、きっとより良い転職先が見つかると信じています。

まとまりのない文章かもしれませんが、このブログが少しでも皆様の参考になれば嬉しく思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。


沖縄へのUIターンの可能性を知りたい、という方に向けて、転職支援相談を行っております。

「UIターン転職の支援実績」や「沖縄にUIターンされた方の体験談」、「ウェビナーの詳細と申し込み」についての詳細は、ぜひこちらのエントリーページをご確認ください。


長濱 雅徳 Nagahama Masanori
コンサルタント
沖縄県那覇市生まれ。神奈川大学卒業後、教育関連の仕事に従事。東日本大震災をきっかけにNPO法人カタリバへ入社。岩手県をはじめ、東京や島根で経験を重ねる。結婚・出産を機に沖縄にUターンし株式会社レキサンに入社。3児の父であり、趣味は料理。レシピ動画を参考に作った料理は家族からも高評価である。

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