私の沖縄Uターン転職体験記~転職活動の準備・進め方~
みなさん、こんにちは!
リージョナルキャリア沖縄 株式会社レキサンの城間です。
沖縄へのUターンが決まり、慌てて購入した車を納車から10日足らずでぶつけてドア+ミラー交換になってしまった我が家ですが、なんとか修理が完了して代車生活が終わったところです。
※最近はセンサーやカメラ付きサイドミラーの修理・交換費用が特に高額なので、ご注意ください。
車を運転する機会が少ない方は、今のうちにレンタカーを借りて運転に慣れておくことをおすすめします。
さて、前回の記事では、私がUターン転職で苦労したことや沖縄に戻ってきて良かったことなど、転職活動のリアルについてお伝えしました。
3本目となる今回は、特に沖縄へのUターン転職において、私がおすすめする転職活動の準備と進め方をご紹介できればと思っています。
大前提として、自分の転職の軸を定めるのが大事であることは言うまでもありません。私はその軸を曖昧にしたまま転職活動を始めたことで、自分で自分がわからなくなるという失敗をしてしまいました。私の失敗については、ぜひ前回の記事をチェックしてからこちらの記事をお読みいただくと、流れがわかりやすいかと思います。
では、自分の”転職の軸”がなにかを定めることから始めるのが重要であるということを念頭に置いて、今回の記事を読み進めていただければ幸いです。
沖縄へのUターン転職における企業リサーチや求人の探し方
沖縄へのUターン転職にあたっては、企業リサーチや求人を探すのが1番大変なところかもしれません。地元であるとはいえ、事業内容や内情について多少なりとも知っているのは、親や親戚、仲の良い友人・知人が勤めている企業くらいではないでしょうか。
この章では、私のUターン転職の経験も踏まえながら、効率的な企業リサーチや求人の探し方をお伝えできればと思います。
先に結論をお伝えすると、私が考える1番効率的な情報収集は「友人や知人、転職のプロにとことん頼る」です。
とはいえ、その前段階として自分でもやれることはあるので、下記の3ステップで企業リサーチと求人探しの手順をお伝えします。
- 沖縄×職種×求人で検索する
- 友人や知人に聞く
- プロに頼る(求人サイトや転職エージェントを使う)
ステップ1. 沖縄×職種×求人で検索する
まずは、あらゆるワードで検索をしてみます。
なんとなくでもいいので、Webで検索できる沖縄の求人について、どんな状況なのかをざっくり把握してみるのがいいと思います。給料についても、同様です。
私は社会人経験10年のうち約8年をWeb編集者として過ごしたので、こんなワードで検索をしました。
沖縄 Uターン転職 給料
沖縄 Web編集 求人
沖縄 Web編集 給料
沖縄 Web編集 中途採用
沖縄 Web編集 会社
沖縄 オウンドメディア 求人
このようにいろいろと検索してみることで、例えば、正社員の求人はあるのか、給料はおおよそどのくらいか、どんな会社があるのかなど、沖縄における自分の職種の求人状況や給与相場がなんとなく把握できます。
おそらく、ほとんどの人が「あれ?思ったより給料が安いぞ」「初めて聞く会社ばかりだな」「この会社、知ってはいるけど実際はどんな感じなんだろう?」という感想を持つはずです。
そして、「沖縄に帰るのをやめようかな…」と考えるかもしれません。どんな検索ワードであれば自分の求めている企業や求人が見つかるのかと、自分の検索スキルを疑うようにもなり、それなりに疲れます。
でも、それでいいのです。
ここでのゴールは、理想の企業や求人を見つけることではなく、なんとなくの相場感を知り、この先のステップに向けた質問出し・疑問出しの機会だと捉えてほしいです。
また、この段階で改めて自分はなにがしたいのか、できるのか、譲れない条件・譲れる条件はなにかを考えてみることをおすすめします。
それらを踏まえて、この先のステップでいろんな人に疑問や質問を投げかけていくことで、自分の考えや意向の解像度が上がっていくのだと思います。
ステップ2. 友人や知人に聞く
GoogleやYahoo!での検索もかなり便利にはなりました。ただ、いざ沖縄へのUターンとなると、Web検索には限界があるのも正直なところです。私もとても悩みました。
自分でどうにかすることも大事ですが、友人や知人に頼るほかないというのが私の実感です。
なぜか?求人票や企業のホームページで知れる情報には限りがあるからです。
例えば、どの企業がどの職種をどのくらいの条件で募集しているかはわかっても、その企業の内情や採用の背景まではなかなか知ることができません。
そこで、生の情報を持っている友人や知人に頼るのが有効だと、私は考えています。もしかすると、ステップ1で調べた企業について詳しい友人や、人事・採用に関わっている友人、あるいは転職を考えている業界で働く友人がいるかもしれません。
例えば、こちらのような質問を投げかけてみるのがおすすめです。
・沖縄全体、その企業の給与相場はどのくらいか?給料は上がりやすいか
・ホームページではこう書いてあるが、実際はどうか?
・その会社での仕事はやりがいを感じられそうか
・その会社の募集状況を知っているか
・その会社に友人はいないか
・人事をやっている友人はいないか
・沖縄の〇〇業界に詳しい人を知らないか
・沖縄の〇〇業界はいまどんな状況か
・その会社に勢いはあるか
もちろん、すべてを知ることは難しいかもしれませんが、ヒントは得られるはずです。
ステップ1で把握した情報の確度が上がり、実際に転職活動を進めていくイメージが徐々についていくのではないでしょうか。
友人や知人であれば、本音ベースでいろいろなことを教えてくれますし、Webでは探しきれない情報を得られます。
ですから、頼れる友人や知人がいるのであれば、とことん頼った方がいいというのが私の考えです。
かくいう私も、特に高校時代の友人には徹底的に頼って、いろんな相談に乗ってもらいました。家も車も、子どもの保育園のことも、多くのことにおいて頼らせてもらった友人には大変感謝しています
その恩はあとで全力で返すという気持ちで、困っている状況をまず伝えるところから始めてみてはいかがでしょうか。
ステップ3. プロに頼る(転職エージェントを使う)
ステップ1、ステップ2である程度の情報が把握できたら、最後は転職エージェントに登録をして、その道のプロにお願いをするのがもっとも有効だと思います。
もちろん、求人サイトに登録をするのもおすすめです。
求人サイトにおいては登録をしないと見れない求人があったり、転職エージェントは最新の求人情報や募集背景を知っているなど、それぞれに良さがあります。
そのうえで転職エージェントに登録することを強くおすすめする理由は、転職活動を一緒に伴走してくれるからです。
特に、ポジションメイクができるエージェントに頼るのが最適です。
弊社のPRにはなってしまいますが、私が求人リサーチや求人探しで困っていたときにもっとも救われたのは、代表の島村がかけてくれたこの言葉でした。
「ポジションがなくても企業に提案し、城間さんのポジションを作ってきます。紹介した企業はいずれも城間さんの職種で顕在的な求人はありませんが、それぞれの企業のキーパーソンと直接つながり、企業がやりたいことを把握しています。職務経歴書を持ち込み、城間さんのためのポジションを作れないか、そのキーパーソンと一緒に考えていきます」
とても救われる思いでした。
もちろん、エージェントによってコンサルティングの質は大きく異なりますが、Web検索に限界を感じ、自分の力ではどうしようもないと思っていた状況のなか、一筋の光が見えた気がしました。
ですから、これは弊社に限った話ではないのですが、大手求人サイトや転職エージェントにも登録するのはもちろん、沖縄の企業や求人状況に詳しいエージェントに頼るのが、Uターン・Iターンの近道になるのではないかと思います。
番外編(自分でできること)
生成系AIを駆使する
生成系AIが少しずつ身近になり、一度は使ったことがあるという方も多いのではないでしょうか。
自分でWeb検索をするというのは、かなり骨が折れる作業で時間もかかります。
そこで有効なのが生成系AIです。
例えば、「沖縄県内で◯◯(職種)の求人を探して。その際、年収◯◯万円以上に絞ってください」「沖縄県内で◯◯の事業をやっている会社を教えて」など、いろいろお願いをしてみると、あらゆるWebサイトから情報をかき集めてくれます。
私もよく使っていますが、検索能力に長けているのは、例えば「ChatGPT」や「Perplexity」などです。
無料版の生成系AIでも十分かもしれませんし、1ヶ月だけ有料版を利用してみるのもいいのではないでしょうか。
ハローワークを確認する
ハローワークは、求人内容や条件などが細かく書かれているので、求人票のポイントを確認する際の参考になります。先述したステップ1~3での情報収集と並行して利用してみるのもおすすめです。
ハローワーク:求人情報検索・一覧
沖縄へのUターンに向けた転職活動のスケジュールイメージとやること
ここからは、沖縄へのUターンに向けた転職活動のスケジュールイメージと具体的なタスクをお伝えします。
まずは私の実体験を時系列でご紹介します。
【私(城間)の転職活動スケジュール】
■2023年春頃
妻と相談のうえ、沖縄にUターンすることを決め、情報収集を開始。転職活動スタート。
■2023年夏~秋頃
大手転職エージェントに登録し、実際に面接を受ける(オンライン)。上手くいかずに一度転職活動はストップ。
■2024年10月
転職活動を再開。ビズリーチに登録して弊社から連絡をもらう。
まずはオンライン面談を受け、履歴書、職務経歴書のブラッシュアップと並行して、企業や求人の提案を受ける。弊社以外の企業への応募も検討しつつ、10月中旬に弊社の一次面接を受け、通過。このタイミングで妻も転職活動を開始。妻は大手転職エージェントで転職活動を進めました。
■2024年11月前半
一度来沖し、最終面接+弊社社員との顔合わせを経て弊社に内定。沖縄へのUターンが決定し、在職中の企業に退職の意向を伝えて2024年末退職の了承をもらう。退職までの引き継ぎや引っ越しに向けて本格的な準備を開始。
ここで、引越し業者の手配や、行政手続きを含めてさまざまな手続きを進める(詳細は次の記事で解説します)。
■2024年12月末
東京から沖縄に引っ越し。2025年1月から弊社での勤務開始。
※東京から家財道具を送るのは船で約10日かかります。
私の場合は、登録した転職エージェント(弊社)に「御社で働きたいです」という形で転職をしたので、あまり参考にならないかもしれませんが、内定から沖縄に戻るまでの期間は約2ヶ月でした。
いま思えば、2ヶ月というのはかなりタイトなスケジュールで、家族や友人の協力なくして沖縄へのUターンは実現しなかったと思います。
車に詳しい友人に夜な夜な相談したり、不動産業界で働く友人に家探しを手伝ってもらい、ビデオ通話でオンライン内見をしたり、保育園の内情や評判を同じ年ごろの子どもを持つ友人に教えてもらったりと、大きなサポートを受けていました。
代表の島村からは、2025年1月ではなく2月入社でも構わないと言われてはいましたが、年末に帰れば引越し作業などを家族に手伝ってもらいやすいと考え、上記のスケジュールで沖縄に戻りました。が、実際はかなりバタバタ。改めて家族や友人には感謝です。
その経験を踏まえて、おおよそ理想的な転職活動のスケジュールはこちらのようなイメージでしょうか。
■転職7~8ヶ月前:情報収集を開始。求人サイトや転職エージェントに登録。
↓
■転職6ヶ月前:履歴書や職務経歴書が完成。応募企業・求人を決める。
↓
■転職5ヶ月前:企業への応募、選考を受け始める(配偶者やパートナーも転職活動開始)
↓
■転職4ヶ月前:最終選考の企業がいくつかある状態で、必要に応じて来沖し最終選考を受ける
↓
■転職3ヶ月前:内定を得て、沖縄へのUターンが決定。退職交渉や引越し準備、行政手続きなどを開始。
↓
■転職1~2ヶ月:在職企業での引き継ぎ、有給消化を経て、可能であれば新しい職場での勤務開始まで余裕をもって来沖。
↓
■転職:新生活・内定先企業での勤務開始
上記はあくまでも目安であり、配偶者やパートナー、子どもの有無、頼れる家族や友人が沖縄いるかどうかによって変わります。
とはいえ、おおむね7~8ヶ月前には転職活動の準備を開始しておくと、余裕をもって進められるかと思います。
少なくとも、沖縄へのUターンを考え始めたら、すぐに情報収集を始め、自分が転職したい企業や求人があるのか、現実的な選択肢がどの程度あるのかを把握しておくことが重要です。先に沖縄にUターンをした友人がいれば、どのように情報収集し、転職活動を進めたのかを教えてもらうのも有効でしょう。
また、まずは情報収集だけしたいという場合でも、我々のような転職エージェントにご相談いただければご対応させていただきます。
実際に弊社の他のコンサルタントの対応を見ていて私も驚いているのですが、初回のオンライン面談から1~2年ほど経過した後、「沖縄に帰ることに決めたので、改めて企業や求人の状況を教えてほしい」と登録者の方から連絡をいただくケースがよくあります。
沖縄へのUIターンを検討しはじめてから、時間をかけて転職をじっくり進められる方も珍しくありません。
前回の記事の繰り返しになりますが、とにかく焦らずに進めること。これが沖縄へのUターン転職においてもっとも大事なことだと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私のケースはあまりオーソドックスではないかと思いますが、みなさんの転職活動にとって多かれ少なかれ前向きなヒントをお届けできていれば幸いです。
現職で働きながら転職活動を進めるのは、想像以上に大変なことも多いので、とにかく1人で考え込んで袋小路に入ってしまう前に、誰かに相談をしていただきたいです。
次の記事では、Uターン転職が決まってから実際に沖縄に帰るにあたって、必要な手続きややるべきことをお伝えする予定です。家探しや車、保育園探しといった転居に伴う生活面の手続きも、Uターン転職とは切っても切れない心配事だと思いますので、引き続き私の経験をもとにお伝えいたします。
ぜひ次回の記事もお楽しみに!
コンサルタント城間の転職体験シリーズはこちらからご覧ください
▼私の沖縄Uターン転職体験記~子どもが生まれて地元に戻る決意をする~
▼私の沖縄Uターン転職体験記~転職活動のリアルと地元での生活~