株式会社レキサンのコーポレートサイトが完成しました

はじめまして！　株式会社レキサン代表の島村です。当社のホームページをご覧いただき感謝申し上げます。長年検討していたコーポレートサイトを、パートナーさまにご尽力いただき無事にオープンすることができました。私の初ブログの内容として、当HPの代表メッセージで記載しきれなかった文章を本記事に掲載させて頂きます。長い文章でボツになってしまった内容です（泣）少々堅苦しいですが、想いがつまった文章なのでお付き合いください。

創業時の想い

当社は石垣島出身の私が沖縄へUターン移住するのを機に２０１７年４月に那覇にて創業いたしました。「将来、起業できるだけの力をつけていたい」という思いと、祖父や父が石垣島の自然を愛して環境保護活動などに奮闘している後ろ姿をみていたからか、「将来は沖縄に何か貢献したい。」という気持ちがあり、大学生の就職活動の頃には将来、沖縄へUターンをし、沖縄へ少しでも貢献できる事業をすると決めていました。

客観的に見た沖縄とは

親の世代は、本土において沖縄出身というと差別や偏見などがあったと聞きますが、1982年生まれの私の世代は、沖縄ブームが起こり、安室奈美恵さんやダパンプが活躍しており、また沖縄尚学や興南高校の沖縄県勢の甲子園での目覚ましい活躍などがあり、沖縄出身ということがポジティブなイメージで受け取られていることを、大学進学で上京した際に強く感じました。高校時代は「こんな小さな島からは早く出たい。東京に行きたい。広い世界を見たい」と思い、上京して沖縄から離れて実感できたのですが、沖縄はとても独特な風土や文化、美しい自然で、県外とは違うということ。そしてその独自性の素晴らしさでした。沖縄出身であるということに、強いアイデンティティと誇りを感じ、深めました。

沖縄にUターン。首都圏と沖縄の違いとは

一方、沖縄にUターンをして、この転職エージェント事業をしていて感じることは、本州との給与格差と「ザル経済」です。「なぜ、御社は沖縄に進出したのですか？」と問うた際に、沖縄県外から進出してきた企業の人事担当者に面と向かって「人件費が安いからです。それ以外にはありません。」と言われ、非常に悔しい思いをしました。同じ仕事をしているはずなのに、給与が安い。そして多くの仕事は膨大なルーチンワークなど、その先のキャリアに繋がりにくい仕事。沖縄の人々は一生懸命に頑張っているのですが、そこで得られた富は県外企業に吸い取られていく現実。

けして沖縄の人達は能力的に劣っているわけではないし、仕事に対してやる気が無いわけではないことを肌身で感じております。県外と比べて仕事を通して成長できる機会が少ないのと、県外企業に負けない、強い稼ぐ力を持った沖縄企業が少ないことに起因していると感じます。またその他にも、失業率や非正規雇用率の高さ、子どもの貧困問題など沖縄には無数の課題が山積しています。

沖縄を愛する一人の沖縄人として、この状況を打破したい。

今後の事業の展望

この事業を通して

• 少しでも沖縄に関わる人々の幸せや成長に貢献したい
• 少しでも沖縄企業・組織の発展に貢献したい

当社のミッションである「人と組織と沖縄の可能性を共に切り拓くコンサルティング」を通して
目の前のお客様、クライアントの可能性を追及するとともに、沖縄の溢れる可能性を切り開いていきます。

そして、我々のビジョンである「世界から必要とされ、一人一人が活力にあふれて、独自性をもち持続的に発展する豊かな沖縄」の実現に情熱を燃やします。我々琉球人の祖先であるレキオスが、中世の時代に大海原でサバニを駆って、国際的に活躍したように、社員一丸となってチャレンジし続けてまいります。

共に、ここ沖縄から、無限の可能性を追求し、未来を切り拓きましょう。

今後とも、株式会社レキサンをどうぞよろしくお願いいたします。