転職における情報や方法だけではなく
「対話」を通して、
前に進むエネルギーを届けたい
PROFILE
- 出身
- 沖縄県那覇市
- 出身校
- 那覇西高校、神奈川大学
- 趣味
- 料理、BBQ、スポーツ
- 特技
- 場作り
- 居住歴
- 沖縄→神奈川→沖縄→岩手→神奈川→島根→神奈川→沖縄
- 思い出の場所 (沖縄)
- 那覇西高校
那覇市で生まれ育つ。小1からはじめたサッカーに熱中。スポーツと友達と遊ぶのも大好きで、休みの日は家にはほとんどいない、そんな小学生生活を過ごす。
中学校生活。「自分の生きてきた証をこの世に残したい」と考えるようになり、図書館でギネスブックの本を見たり、ギターをはじめて歌を作ったり、ラジオの収録をしてみたり、といろいろやってみる。サッカーで全国大会に行けば有名になって生きてきた証が残る、そう思った私はサッカーの名門高校へ進学。
3年生の最後の大会で、全国大会3回戦まで進み、本田圭佑率いる星陵高校と試合。世界の本田とマッチアップをする。卒業後、神奈川の大学に進学。憧れの一人暮らし、大学生活を謳歌し、様々なバイトにチャレンジする。就職活動を通じて、教員になることを志し、大学を卒業する。
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01
教員になる夢を抱き、沖縄から神奈川へ
多様な視点を持つために積んだ社会経験 -
沖縄県那覇市で生まれ育ち、高校卒業後に神奈川県の大学へ進学。教員の父を持ち、自分も同じ道を志し、多様な生徒一人一人のサポートができる教員になりたいと考えていました。
それを実現するためには、自分自身が多くの社会経験を積む必要がある。そう思い立ち、家庭教師からバーテンダーまで、さまざまなアルバイトに挑戦。これまで知らなかった生き方や世の中の側面に触れる機会を得ることができました。大学を卒業して1年後、沖縄へUターン。教員になる前に、もう少し広い目を持ちたいと、学校内のことはもちろん、県内の企業のことなど外の世界も知ることができる高校生の就業支援コーディネーターに。
これまで一度も就職したことのない私が、人の就職をサポートする。今考えてみるとおかしな話ですが、いざ始めて見ると、この仕事は自分に向いているという手ごたえが。”なんでも話を聞いてくれる”、そして、”一緒になって真剣に進路について悩んだり、アドバイスをくれる”——そんな親でも先生でも友達でもない、ナナメ上のお兄さん的な存在が将来に悩む生徒たちにとって心地よかったのかもしれません。
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02
沖縄の高校から、岩手の被災地へ
子供たちの生き方に刺激される日々 -
3年間従事した就業支援コーディネーターでは、さまざまな家庭環境から、就職“せざるを得ない”子どもたちとも出会いました。外的な要因により就職を余儀なくされた子供たちは、「就職できるならどこでもいい」と他人事で考える子も多く、そこからどう自分事で考えられるよう導くか。まずは心を開ける相手として信頼関係を築き、生徒一人一人の個性ややりたいことを踏まえた上で、ワクワクできる進路を一緒に考えていけるよう努めました。
なかには、日中働き、夜間学校に通う就職進学を自ら選ぶような子も。自らの18歳当時を思い出すと反省したというか、鼓舞される思いでしたね。その後、「認定NPO法人カタリバ」に入社し、岩手県大槌町で学習支援やキャリア教育に従事したときも、東日本大震災の壮絶な経験で心に傷を負いながら、前を向いて必死に生きていこうとする子供たちの姿に刺激を受けました。
人一人の力で変えられることは小さいかもしれない。でも、NPO、会社、行政、地域、色んなステークホルダーが一つになって力を合わせたとき、大きなインパクトになる。それを体験したことで、自分の中で大きな気づき、学びを得た気がしました。
自分と出会ってから、少しでも幸せが増えるような
人生の喜びをサポートするコンサルタントでありたい
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03
2度目の沖縄帰郷で辿り着いた
人材紹介という仕事のやりがい -
ただ学校で教科を教えるのではなく、その子の人生に寄り沿うようなことがしたい。そう実感するようになってから、教育という場に限らず、人の人生のターニングポイントに携わる仕事がしたいと考えるようになりました。当時、2人目の子供の出産に合わせて妻の故郷の神奈川県横浜市に住んでいたんですが、これからの子育て環境とキャリアの向上を考え、沖縄に戻ることを決意。
帰郷後、転職活動をしていたとき、企業の交流会で出会ったのがレキサン代表の島村でした。その誠実な人柄と、人の人生に深く関わる人材紹介という仕事のやりがいに惹かれ、2019年に入社。今年で3年目ですが、日々気づきと学びがたくさんあります。転職希望者さんがなぜ転職したいのか、転職して何を叶えたいのか。それを知るには、その人のドロドロした部分、キラキラした部分を聞き出すためのコミュニケーションが必要だと思います。
同時に企業さん側に対しても、応募要件だけでなく、いま社内でどんなことに苦しんでいるのか、それを解決するにはどんな人材が必要なのか、背景にある本当の理由を話して頂けるような関係構築をする必要がある。双方を深く理解した上で、本当のマッチングが成立するという重要性を感じています。
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04
豊かなコミュニケーションと確かな知識
心を開いて、信頼関係を築くきっかけづくり -
心を開いて、信頼して頂くために心がけているのは、対話の質を高めること、そして知識の獲得です。“対話の質”というのは、相手がどんなことに悩んでいて、何を求めているかを的確に把握し、適切なアドバイス、示唆をすることです。
かなり奥が深く、まだまだ勉強中ではありますが、高校生の就業支援や前職のカタリバでの仕事も“対話”がメインの仕事だったので、“相手が求めていること”を把握するのは少し得意かもしれません。どんな方でも話しやすいきっかけづくりをこちらからしますので、転職希望者さんはありのままで安心して向き合って頂けたら嬉しいですね。
知識の獲得については、なぜマッチするのかという説得力に関わる問題なので、もしわからない業界の領域があれば、自分で調べるのはもちろん、企業さん側に素直に教えてくださいとお願いしています。「知らないで大丈夫?」と思われる一方、誠実にすべて聞き出すことで、一緒に考えながらマッチングの精度を高めていく。そこが信頼につながっていくのかなと思います。
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05
一人一人の人生、その船の進む先の、目標の旗を一緒に立てる
その上で、前向きにアクション転職できる気持ちと手段を提供 -
私自身そうでしたが、ライフステージの変化をきっかけに沖縄へUターン、Iターンする方が多いと思います。沖縄に戻ることを後ろ向きに考える方もいらっしゃいますが、沖縄にもやりがいのある仕事はたくさんあるし、自然豊かで人はあたたかい。「あなたは何をしていると幸せですか?」と価値観をお聞きした上で、「その幸せ、沖縄にありますよ!」 とお伝えしたいですね(笑)。
就職先のことはもちろん、ライフスタイルも含めてどんどん頼ってください。一緒に帰ってくる理由を考えましょう。前向きに転職を考えるための気持ちと手段を提供します。
たとえば、船の進む先を考えるとき、どこにたどり着くべきかという目標の旗を一緒に立てるイメージ。私は、その旗を目指して進むためのエネルギーを皆さんに投下する役割だと思っています。
皆さんが「この決断ができてよかった!」と表情や声のトーンが変わる瞬間が本当に嬉しい。自分と出会う前より、出会った後のほうが少しでも幸せを感じられるような。そんな人生をサポートできるコンサルタントでありたいと思っています。
- PRIVATE
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休日は、家族や従兄弟と過ごすことが多いですね。県内の色んな地域の公園や、観光スポット、何よりグルメスポットに行くのがとても好きです。 家族や友人、好きな人たちと、素敵な場所で、最高なお酒と食事を楽しむのが沖縄で最高な贅沢だと思ってます(笑)
課題が山積する沖縄に地域貢献をしたいと常に考えています。よりよい沖縄にするために、企業は重要な役割を持っているはず。県内に限らず、県外からも、未来を変え得る人たちを企業へ紹介することで、沖縄の課題解決につながっていくようなハブになっていきたいですね。