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‟結婚、出産を機に沖縄に二度目のUターンをした転職エージェントが見てきた
転職がうまくいく人の共通項とは”

皆さんこんにちは。リージョナルキャリア沖縄 株式会社レキサンの長濱です。
前号では花岡が 企業との面接-コンサルタントの同席シーン-についてお話をさせて頂きました。

弊社では基本的に面接も同席させていただいております(企業様によっては不可な場合もございます。)丁寧にフォローアップさせて頂いており、もし宜しければご活用頂ければと存じ、ご転職において一助となりましたら大変幸いです。

今回は内定後のオファーレター、オファー面談について触れて参りたいと存じます。

転職エージェントを利用する上でのお役立ち情報をシリーズでお届け

  • コンサルタントの転職支援成功事例(長濱)
  • コンサルタントの転職支援成功事例(玉城)
  • コンサルタントとの面談-スタートライン-
  • 応募の方法-併願の勧め-
  • 面接対策-コンサルタントの支援-
  • 企業との面接-コンサルタントの同席シーン-
  • ―オファー前後の実情―内定後のオファーレター、オファー面談とは?
  • レターサイン前後-退職交渉-
  • 入社前-心構えのススメ-
  • ※番外編:転職失敗事例

花岡→長濱→玉城でバトンをつなぎながら、ブログを更新してまいりますので是非ご活用ください。
今回は、オファー前後の実情、内定後のオファーレター、オファー面談とは?について触れて参りたいと思います。

目次

  1. オファーレターに記載される主な項目とは
  2. オファー面談やオファーレターの目的 / 労働条件通知書との違い
  3. オファー面談時の確認事項と事前準備とは
  4. オファー面談の注意点 3例

オファーレターに記載される主な項目とは

労働条件通知書に記載するような細かい情報をご提示いただく企業もございます。
オファーレターの内容に関して疑問点などがあれば、事前に質問を準備しておき、オファー面談時、またはその前にエージェントや人事担当者を通じて聞いておけると良いでしょう。

【基本項目】
・内定を出した会社名、責任者名(代表取締役等)
・入社予定日
・勤務地(転勤の有無)
・勤務時間
・休日・休暇
・雇用形態、試用期間と試用期間中の扱い
・ポジション(入社後に配属される部署名、役職など)
・給与・年俸(理論年収)の額と支給方法
・賞与の有無と支給条件
・通勤手当、残業手当等(変動があるものは年収等には含まないことが多いです。)
・福利厚生

オファーレターならびにオファー面談の目的
/労働条件通知書との違い

基本的に同一のものと捉えておいていただいて差し支えないかと存じます。
大前提として、内定後の入社予定者に向けて、雇用条件に関するすり合わせをするのが目的です。
オファーレターの内容としては、労働条件通知書の一部〜全部を記載しております。(下記参照)
労働条件通知書との違いとは…
労働条件通知書は、労働基準法第15条を根拠に労使間の労働条件を明確にした文書で、
契約期間や勤務場所や業務内容などの条件がかかれているものです。

我々がお手伝いをさせていただく求職者の方からお聞きする転職理由の一つに「面接の時と労働条件などの話が違った」とのお声もあります。そのため、オファーレターの内容は慎重に確認することをご推奨いたします。

オファー面談時に確認すべきこと、事前準備とは

オファー面談時に確認すべきこと

①入社後のミスマッチを防ぐために、条件面などの確認、要望を伝える。
②企業側と自身、お互いの期待値をすり合わせる。

オファーの面談の場合企業の気持ちとしては、「選考対象ではなく、ぜひうちの会社に来ていただきたい」といった意味で捉えて頂いて問題ございません。
だからこそ、自身が働くことを想定したときに気になる確認事項はきちんと確認をしていただくと良いかと存じます。
このタイミングでも聞きたかったことを聞けず、のちのち後悔するというお話を聞くことも少なく有りません。もちろん、ご自身で聞きづらい内容に関しては、我々コンサルタントをうまく活用して聞いていただくことも可能です。

具体的な質問、会話例
「改めまして、この度は内定を出してくださり誠にありがとうございます!」
「どのような点を評価していただいたのですか?」
「入社後のポジション、想定業務、どのようなことを期待していますか?」
「報酬制度、評価制度はどうなっていますか?」
「福利厚生、労働条件などはどうなっていますか?」
「会社、部署の雰囲気はどういう感じですか?」
「入社日については、理想は○月○日と考えていますが、御社の希望日はございますか?」
「入社までにどのような準備ができると良いでしょうか。(できるだけすぐ活躍したい)」

事前にできること

オファーレター、オファー面談があるかどうかの確認。

企業様によっては、オファー面談を設けていない企業様もございます。
事前に確認したいこと、懸念点、交渉したい内容等をきちんと整理しておきましょう。
また、最終面接で聞きそびれたこと、懸念点、給与の交渉等、話したい内容に関しては事前にしっかり準備をしておくことが大切です。

事後にできること

比較検討と整理

他社様、現在転職活動を進めている会社、現在お勤めになられている会社を含めて、比較検討をして決めると良いかと存じます。その際、何をもって転職先を選ぶのか、自身で整理しておくと良いかと存じます。
・給与
・仕事のやりがい
・成長ができる環境か
・会社のビジョンと共感できるか
・将来性、安定性はあるのか

人によって色々な観点があり、またそれぞれの優先度が違うかと思いますが、それを可能な限り可視化をしておくだけで、決める上での重要な材料になります。

誠心誠意対応しましょう

受諾するとしても、辞退するとしても、企業側はあなたと働きたいという気持ちでオファーを出しております。また、今後も様々な場面でお会いすることもあるかもしれないので、誠心誠意対応することを心がけましょう。

オファー面談の注意点 3例

最後に、オファー面談で注意すべき点について、ご紹介をしたいと思います。

  1. 年収交渉・給与交渉について
    一番難易度が高いのがこの給与交渉です。それにはいくつかの要因があるのですが、給与が
    決まる際に、企業の中で、候補者の「前職の年収」「応募ポジションとのスキルマッチ度」「将来性」を踏まえて、なおかつ「他の社員との整合性を踏まえて」判断をして給与を決
    めているからです。
    しかし、給与交渉を行うことはできます。その際に、「なぜオファーの金額よりも多くを望
    むのか」その理由と根拠が必要となってきます。
    他社からオファーが出ている場合、その金額をお伝えする、というのも一つかもしれません
    転職において、我々エージェントにサポートをお願いされるのが、この給与交渉かもしれ
    ません。
  2. 他社の選考状況を聞かれた場合の返答について
    こちらは、割と言わないほうがいいのでは、と思っておられる方をお見受けいたしますが、積極的に情報を開示される方が良いように思います。前述のように誠心誠意対応する、という点にも結びつきますが、交渉という点では有利に働く場面もあるからです。その際に、「企業名」「ポジション」などは具体的に言わなくてもいいかもしれませんが、どの点で悩んでいるか、何をもって決めるのか、はお伝えすると良いかと存じます。事後にできること、比較と整理で述べました「給与」「仕事のやりがい」などのようなご自身で整理された項目をお伝えの上で、悩んでいる、とお伝えすることで、企業側の新たな有益な情報を得られたりすることもございます。
  3. オファーへの回答期限の延長について
    基本的には、内定通知を頂いてから2週間以内と言われておりますが、もっと早い段階で回答期限を求められているケースもございます。せっかく内定を出した方に別の会社に行かれたくない、ということで早めている場合もございます。しかし、ご理由があるのであれば、しっかりと自身の考えを誠実にお伝えした上で、待っていただくことは不可能ではございません。他社選考がある、または他社から内定をもらっていて、もう少し時間がほしい。後悔しない結論を出したい。とお伝えすることで、前向きに考えていただけるケースも多くございます。※必ずうまくいくとは限りません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
人生に大きな影響を及ぼす可能性のある「転職」だからこそ慎重に、誠実に、最後までしっかりと考え抜いてご決断されることをご推奨いたします。
また、そんな重要なターニングポイントになる意思決定を少しでもサポートさせていただきたく存じますので、いつでもお気軽にご相談くださいませ。

次回は 「レターサイン前後-退職交渉-」 について発信してまいります。


読者様の「沖縄の転職エージェントに、こんなことを聞いてみたい!こんなことをやって欲しい!」を募集しております。お約束することは出来かねてしまいますが、出来る限りお応えして参りたいと存じます。

長濱 雅徳 Nagahama Masanori
コンサルタント
沖縄県那覇市生まれ。神奈川大学卒業後、教育関連の仕事に従事。東日本大震災をきっかけにNPO法人カタリバへ入社。岩手県をはじめ、東京や島根で経験を重ねる。結婚・出産を機に沖縄にUターンし株式会社レキサンに入社。3児の父であり、趣味は料理。レシピ動画を参考に作った料理は家族からも高評価である。

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