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皆様こんにちは。

本格的な夏が到来した沖縄ですが、皆様どうお過ごしでしょうか。
最近、小学生の保護者と話をする機会が多いのですが、「自分たちの学生時代、こんなに暑かったっけ?こんな暑さの中どう乗り切っていたんだろう。」と炎天下の中、元気に遊ぶ子どもたちを見て話しておりました。高校時代の夏休み、部活の練習を3部連(早朝、午前、午後)で行っていたのですが、今でしたら確実に倒れてしまいますね。

さて、本題です。前回のブログでは、「沖縄の経営企画の仕事と活躍できる人の特徴とは」についてお話してまいりました。

前回のブログ記事はこちら

 

今号のブログでは、「沖縄における副業・兼業について 自身の具体例も交えて」について触れていきたいと思います。

 

目次

  1. はじめに
  2. 副業を始めた理由、きっかけ
  3. 最後に本業にどう影響があるのか
  4. 今後の展望、実現していきたいこと

はじめに

そもそも「副業兼業」って認められるの?

最近よく話題に出てくる副業・兼業ですが、年々増加傾向にありますよね。UIターンの相談者が多いレキサンですが、転職のご相談に乗る際に、「副業兼業可能な企業はないか」とご相談に乗るケースも少なくありません。

その際によくお話をさせていただくのですが、原則的な考え方として、「そもそも企業は副業・兼業を認める方向、というのが原則」とお伝えすると、皆さん「え、うそでしょ」となることが多いです。詳しくは下記の厚生労働省のページを見ていただければと思いますが、一部抜粋します。

 

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原則、副業・兼業を認める方向とすることが適当である。 副業・兼業を禁止、一律許可制にしている企業は、副業・兼業が自社での業務に 支障をもたらすものかどうかを今一度精査したうえで、そのような事情がなけれ ば、労働時間以外の時間については、労働者の希望に応じて、原則、副業・兼業 を認める方向で検討することが求められる。 実際に副業・兼業を進めるに当たっては、労働者と企業の双方が納得感を持っ て進めることができるよう、企業と労働者との間で十分にコミュニケーションを とることが重要である。なお、副業・兼業に係る相談、自己申告等を行ったこと により不利益な取扱いをすることはできない。加えて、企業の副業・兼業の取組 を公表することにより、労働者の職業選択を通じて、多様なキャリア形成を促進 することが望ましい。

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厚生労働省|副業・兼業の促進に関するガイドライン

上記にもありますが、基本的には認められるものです。ただ、十分にコミュニケーションを取りましょうね、というのが非常に大切になってきます。

さて、ここからは私の副業について述べてまいりたいと思います。

副業をはじめた理由、きっかけ

 

私が副業を始めるようになったのは、レキサンに入るきっかけになった恩人の方が副業を始めており、お話を聞いていたということがきっかけでした。その副業というのが、コードアドベンチャーという「プログラミング教室の運営」です。

私は元々教育畑で仕事を11年近くしており、沖縄でも何かしらの形で教育事業に関わりたいと考えていたので、「これだ!」と思いました。

 

まずは改めてきっかけをくれた方にアポをとり、事業について、より詳しくヒアリングをさせていただきました。初期投資はどれくらいかかるのか、本業とのバランス、実働時間、集客について、管理ツールについて、アルバイトをどうやって雇っているかなど。その上で、副業という形で実現可能だと感じたので、代表の島村に相談しました。

入社時に「起業も応援するよ!」と言ってくれた島村ですが、やはり相談をするときは緊張しました。やはり許してくれないのではないか、何か制限をつけられるのではないかと心配していましたが、それは杞憂に終わりました。

快く受け入れていただき、無事にスタートすることができました。むしろ、最初の立ち上げ時にはどうしても平日日中の時間を使うことになるので、有休の取得や土日に仕事をするなど、柔軟に働くことを相談の上、許可してくださいました。

 

妻の存在も大きなものでした。私の妻も元々教育畑でずっと仕事をしてきた人で、一緒に沖縄に引っ越してきてからも教育関連の仕事をしておりました。しかし、個人事業主として、リモートでできる仕事が多かったこともあり、相談の上、一緒にやってくれることになりました。私よりも圧倒的に優秀で、私にないスキルを多く持っており、かつ柔軟に仕事ができる妻がいたおかげで、うまく本業とのバランスをとることができ、副業のスタートを切ることができました。

 

副業の概要
上記のリンクにもありますが、「コードアドベンチャー」という世界中で人気のある「マインクラフト(通称マイクラ)」を教材とした小学1年生~中学2年生が対象のプログラミング教室の運営をしております。授業で使用する動画教材については、有名なYouTuberである「いぬたぬき氏」が開発しており、子どもたちは、基本的には動画教材を使って自分たちで学習を進めることになります。途中わからなくなったりしたときは教室にいる先生にサポートをしてもらいます。
教室の様子などは、下記を見てもらえるとイメージが湧くかと思います。
コードアドベンチャー美原校

本業にどう影響があるのか

 

副業を始めていく中で、本業にも良い影響、メリットがありました。通ってくれている小学生の保護者のお知り合いの方が、レキサンに転職の相談として来てくれたりということが一つあります。

また、副業をする中で小さいなりにも一つ事業を回すということになりますので、自分自身の視座が高くなったことや、時間の使い方が以前よりもうまくなったことが最大のメリットかと思います。

本業であるレキサンの転職エージェントの業務では、お手伝いさせていただいている案件の性質上、企業の中核となる人材が多く、経営者の方とやりとりをするケースが多いのですが、以前よりも少しだけ経営者の視点で話をすることができるようになったと感じております。

時間の使い方についても、平日日中の決められた時間を無駄にしないため、効率的に仕事を進められるよう工夫をするようになり、生産性が上がったように思います。もちろん、仕事の性質上、就業後の時間や土日にも及ぶこともございますが、総じて良くなりました。

 

また、副業や兼業を望む求職者に対してできるお話が増えたこともメリットだと思います。沖縄での就業を検討しているUIターンの方の多くが、「沖縄で満足のいく生活・仕事を送ることができるのか」という悩みを持ってご相談に来られます。

 

もちろん、沖縄の賃金も年々上がってきており、高年収帯の仕事も増えてきております。しかし、都内と比べるとまだまだという現実もあります。
ただ、副業・兼業という選択肢があることで、収入面はもちろん、自分自身のやりたいこと、身に着けたいスキルなど、本業と副業を含めた仕事、そして沖縄での生活と求職者の方の考える「幸せな移住・転職」を実現できる選択肢が増えたこと、助言できる引き出しが増えたことが最大のメリットかもしれません。

最後に今後の展望、実現していきたいこと

 

私としては、この教室を単なるプログラミング教室にするのではなく、ここに通う子どもたちや大人にとって「自らの可能性を広げることができる場所」にしたいと考えております。プログラミング教育もその一部と捉えており、今後もいろいろなことにチャレンジしていきます。

 

現在、通う子の多くは小学生ですが、中高大学生向けのコンテンツや、社会人講師を呼んでの講話やワークショップなども実施したいと考えております。また、大人向けにも講話やワークショップ、何かしらの習い事などにも挑戦してみたいです。

幸い転職エージェントの仕事を通じて、いろいろな方々に出会うことができています。共通しているのは、「沖縄で幸せになりたい」「沖縄を良くしたい」という方々が多いことです。この思いと人を紡ぐ場として、プログラミング教室の校舎を活用できればと考えております。もちろん、ここには書いていないような大変なことも多いですが、それ以上に「やりたいことができている」という充実感が大きいです。

まとめ

 

このブログを見ている皆様の中にも、副業・兼業を考えている方は少なくないのではないでしょうか。私だからできた特別なケースではありません。副業を認め、応援してくれる代表の島村、きっかけをくれ、アドバイスをくれる先輩、協力してくれる妻など、ありがたいことに私の周りには恵まれた条件が揃っていたこともあります。

「どうせ無理だ」ではなく、「どうやったらできるか」という観点で考え、発信を続けることで、きっと周囲に協力してくれる人やアドバイスをしてくれる人が現れるはずです。

いきなり大きく始める必要はありません。「自分がやりたいこと」、「自分にとって必要なこと」で、無理のない範囲で小さくはじめられることを探してみてはどうでしょうか。きっとその一歩が、大きく人生を変えるきっかけになると信じています。

もちろん、私でよければ相談に乗りますのでいつでも応援しています。まとまりのない文章ですが、最後まで見ていただき、ありがとうございました。

皆様の人生がより充実すること、生き生きと過ごせることを心より祈念しております。


都内や国外で腕を磨いてきた方、次は沖縄という素晴らしい土地で思いっきり働いてみませんか?
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この記事を読んでいただいた皆さまの中にも、「沖縄を良くしたい」「大好きな沖縄で思いっきり働きたい」という方、いらっしゃると思います。ぜひぜひお話を聞かせてくださいませ!
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長濱 雅徳 Nagahama Masanori
コンサルタント
沖縄県那覇市生まれ。神奈川大学卒業後、教育関連の仕事に従事。東日本大震災をきっかけにNPO法人カタリバへ入社。岩手県をはじめ、東京や島根で経験を重ねる。結婚・出産を機に沖縄にUターンし株式会社レキサンに入社。3児の父であり、趣味は料理。レシピ動画を参考に作った料理は家族からも高評価である。

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