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皆様こんにちは。
まだまだ暑い日が続きますね。夏らしいこと、何かしましたか?

スイカ割り、線香花火、海水浴、プール、BBQ、色々やりましたが、打ち上げ花火が見れていないのと、我が家には流しそうめんのため道具一式が、台風でできなかったことでそのままとなっております。

そうそう。沖縄ではお盆も8月28日〜30日の3日間あり、沖縄県内各所は賑わっておりました。

https://www.orionbeer.co.jp/story/obon/

さて、本題です。以前のブログでは、私長濱がコンサルタントになるまでの転職エピソードを赤裸々に話してまいりました。

沖縄に戻ってきて人材コンサルタントとして転職してきたことを振り返ってみる。

今号では、コンサルタントになった私の1年目~4年目の現在、そして今の仕事のやりがい、コンサルの魅力について触れていきたいと思います。

―目次―

  1. 人材コンサルティングの仕事について
    1. 求職者側へのサポート
    2. 企業へのサポート
  2. コンサルタントになって間もない時期
    1. 入社時の目標、決めていたこと
    2. 入社時の苦悩とやったこと
  3. コンサルタント1年目を振り返って
  4. 目指すべきコンサルタント像の確立
  5. 現在考えていること

人材コンサルティングの仕事について 

過去のブログでも述べさせていただいていたかとは存じますが、まずはコンサルの仕事について改めて共有いたします。

大きく【企業側へのサポート】と【求職者側のサポート】に分かれます。

 

求職者側へのサポート

カウンセリングとニーズ分析

沖縄で就業を希望する求職者と面談し(オンラインまたは直接)、スキル、経験、転職軸、キャリア目標を詳しく聞きます。求職者がどの職種や業界に適しているかを理解します。登録者の6割程が県外にいるUIターンの方なので、「沖縄で働く理由」については、色んな想いを抱えている方が多いのが特徴です。

 

求人情報提供

ヒアリングをした上で、求職者に対し、市場にある求人情報やキャリアのアドバイスを提供します。これには、適切な職務経験や資格の必要性、転職プロセスの説明などが含まれます。弊社のクライアントのご紹介、沖縄の転職市場の紹介などを行います。

 

履歴書・職務経歴書のアドバイス

エントリー企業が決定した後、書類選考となるのですが、必要に応じて求職者がアピール力のある書類を作成するのを支援し、履歴書や職務経歴書の改善提案を提供致します。
※専門的に事細かにやっているわけではないので、どう改善することで持っているスキル、経験を正確に伝えられるかのアドバイスとなりますが。

 

面接対策

上記と同様、お化粧をする、下駄を履かせるわけではないのですが、その候補者の良さ(人となり、スキル、経験等)が適切に伝わるようにサポートさせていただきます。模擬面接やフィードバックを提供して、面接に向けて、自信を高めます。

 

オファー交渉

求職者が仕事のオファーを受けた際には、給与交渉や雇用条件の交渉に助言を提供し、企業側、候補者側、両者にとって無理のないベスト、ベターな取引条件を得るサポートを行います。

企業側へのサポート

求人情報収集と企業ニーズ分析

企業との打合せ(初訪問時や都度)、面接の同席等、コミュニケーションを通じて、企業の求人要件、文化、ビジョンを理解します。これにより、求人広告の作成や適切な候補者を特定するのに役立ちます。経営者や経営幹部とも打合せをすることが多いので、特にここに力を入れており、魅力や現在のチャレンジポイント等を丁寧にヒアリングさせていただくことで、HPだけでは理解できない訴求ポイントをキャッチアップできます。

求人広告の掲載

ヒアリングした内容をベースに適切な求人広告を作成し、自社ポータルサイトやその他媒体を通じて、求人の掲載をします。

候補者スクリーニング、企業への推薦

過去に相談にきた求職者や目当ての求人にエントリーにきた求職者の履歴書や職務経歴書、面談表(面談担当者が面談を通じて得た求職者情報)を基に、企業のニーズに合致した候補者をピックアップしてご推薦します。なぜこの候補者を推薦したのか、入社した暁にはどのような経営課題を解決しうる方なのか、を含めてご推薦をします。

面接調整

見事「書類選考通過」となった求職者と、企業側の面接日程の調整や面接実施を手配し、企業と求職者との面接またはカジュアル面談をセッティングいたします。

オファー交渉

見事「内定」となった際、オファー面談を設定し、給与交渉や雇用条件の調整に協力し、双方の合意を促進致します。

コンサルタントになって間もない時期

入社時の目標、決めていたこと

入社した私は心に決めていたことがありました。それは「何がなんでも実績を出す」でした。もちろん、これまで学んできたことを通じて改善できることがあれば改善していきたい、という当事者意識はありましたが、「営業は実績出してナンボ」「営利組織だから理想論だけでは…」等聞かされていたこともあったので、必ずや結果出してやる、と心に誓っていました。

 

入社して3か月は自身の営業目標数字は持たず、代表の島村にOJTで教えてもらったり、リージョナルの全社の研修時等に他拠点の先輩方に仕事の仕方等を聞いたりしながら、とにかく早く一人前になることを目標にがむしゃらに働いていました。

 

他拠点の方も、優しく良い方が多かったので、研修以外でも何度かお電話したりしてコミュニケーションを取らせていただきました。

 

入社時の苦悩とやったこと

上述の「コンサルの仕事」にもありますが、多岐に渡るコンサル業務、加えて相手をするのは企業の経営者や経営幹部、そして求職者の方も企業の中心でご活躍して来られた方がほとんどなので、高いコンサルスキルが必要となります。その上で、専業としての営業は未経験、転職エージェントとしての経験も無い私が担当するわけですから、一人前になるまでフォローしてくれる体制があったとはいえ、最初はとても緊張しましたし、悩むことも多かったです。

 

そこで私がやったこととしてはシンプルで、「調べる」「わからないままにしない(聞く)」「感じたこと、思ったことを伝える」「動く」の4つでした。 転職のプロとして接するわけですが、それぞれの職種に対する専門性や知識は限度があるので、可能な限り調べた上で、わからないところは素直にわからない、でもお手伝いをしたいという想いをある旨を伝えて、求職者や企業に色んなことを教えていただくことができました。そうすることで両者への理解が深まり、それぞれにできないこと、求められることが見えてきました。

その上で、求められることを「動く(実行する)」を徹底しました。そうすることでさらなるインプット、そして信頼を得ることができたように思います。

 

コンサルタント一年目を振り返って

失敗体験・成功体験

失敗体験

山ほどあったように思います。「面接スケジュールを誤って伝えてしまう」「タイムリーな対応ができないことで、遅延が発生」等ありますが、やはり一番は求職者と企業の理解が浅いことにより、双方への適切なアプローチ、フィードバックができなかったことで、マッチングをすることができなかった、ということが挙げられます。  書類選考の前後、面接の前後(面接に参加することも多々)、と双方に介在するチャンスが何度かある我々だからこそ、企業側、求職者側の両者のコミュニケーションエラーが可能な限り無いようにフォローするのが我々の最大の役目だと考えているのですが、うまくいかず、とても悔しい想いをしたことを覚えております。

成功体験

成功、というよりもとても嬉しかったこと、やりがいを感じたことではあるのですが、やはり「理想的なマッチングをして、求職者側、企業側双方にとても喜ばれたこと」だと思います。自身もそうでしたが、転職って、人生を変えうるターニングポイントですよね。だからこそ、要望に合う企業、求職者とのマッチングができたことで「ありがとう。長濱さんのお蔭で素敵な企業(人)と出会うことができたよ。」という言葉をいただけることが何よりです。もう少し言うと、求職者側で言うと、「色んなエージェントに相談したけど、うまくいかなかったけど、長濱さんに相談したことで可能性が広がった」という言葉や企業側で言うと「〇〇さんを紹介してくれたことで、やりたい事業が進められる、本当にありがとう!」等、自身が介在できた価値を感じるマッチングの時に得られる満足感は代え難いものだと感じております。

目指すべきコンサルタント像の確立

色々な経験ができた一年目を終え、私の中で自分なりに「目指すべきコンサルタント像」というのが確立できました。(当時のメモが見つかりました苦笑)

 

対企業については、経営者に信頼される関係を構築し、外部の採用責任者のような立ち位置で経営を変える可能性を秘めた求職者とのマッチングを支援すること 

対求職者については、信頼関係の構築はもちろん、その方の中長期的なキャリア形成や転職軸について深堀りすることができ、解決策を提示することができること

と書いており、今でも想いは変わっていない内容でした。

また、1年目を終え、「いちエージェントができることの限界」というか「より多角的に求職者の方をケアしていく必要性」を感じることも増えてきました。そんな中、コロナの合間を見ながら、素敵な仲間達と出会うことができ、下記のイベントも共催しました。

 

キャリア探求リトリート

https://haleru.net/retreat

日頃自分と向き合う時間が取れていない方に、沖縄の自然豊かな場所でこれまでの自分を見つめ、これからを描く2日間のリトリート合宿を行いました。

社会人になって、走って走って走りまくって。結婚して子どもが生まれて、仕事でも重要なポジションも任されるようになって。
空いた時間は、家事に育児に仕事に。【自分自身のこと】【これからのキャリア】についてゆっくり考える時間がないまま転職活動。

自分自身もそうでしたし、そんな求職者を何人も見てきて、面談の時間だけではなく、じっくり考える時間が必要だよな、ということで実施いたしました。

 

現在考えていること

4年目にはいり、正直ちょっとこなれてきた感じになっている自分もいますが、まだまだまだまだ未熟者です。
目まぐるしく変化する世の中、転職市場、勉強しないといけないことは多々ありますし、まだまだお手伝いできていない企業や求職者の方もいます。

大前提として、その両者により価値を発揮していくこと、そのために腕を磨いていくことは続けていこうと思います。

この仕事自体、本当にやりがいがあります。仕事を通じて色々な企業、人との出会い、発見がありますし、仕事を通じて企業、求職者に貢献、ひいては沖縄に貢献できているなあと思うこともございます。

その上で、やはり【私にしかできないこと】というか【私が成すべきこと】をしていきたいと考えています。まだまだ具体的ではない部分もございますが、これまで自分がやってきこと、繋がってきた人をかけあわせながら、より沖縄に貢献できることを実行していきたいと考えております。

抽象度が高く、結局何やるのよ? と思う方も多いかとは思います。その解像度をあげるためにも4年目、5年目、6年目、と少しずつでも確実に動きながら形にしていこうと思います。


この記事を読んでいただいた皆さまの中にも、「沖縄を良くしたい」「大好きな沖縄で思いっきり働きたい」という方、いらっしゃると思います。是非是非お話を聞かせてくださいませ!

そして、弊社レキサンでは絶賛一緒に働く仲間を募集しております。
前号、今号、と「転職コンサルタント」の仕事について書いておりますので、是非興味を持っていただいた方、エントリー待ってます(^^♪

長濱 雅徳 Nagahama Masanori
コンサルタント
沖縄県那覇市生まれ。神奈川大学卒業後、教育関連の仕事に従事。東日本大震災をきっかけにNPO法人カタリバへ入社。岩手県をはじめ、東京や島根で経験を重ねる。結婚・出産を機に沖縄にUターンし株式会社レキサンに入社。3児の父であり、趣味は料理。レシピ動画を参考に作った料理は家族からも高評価である。

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