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こんにちは。株式会社レキサン リージョナルキャリア沖縄 代表の島村です。
前回のブログでは、琉球アスティーダさんが主催するイベントに参加した様子をお話させて頂きました。

今回は沖縄県内企業の経営者にインタビュー取材を行った際に、私が気づいたこと感じたことをお届けいたします。

突然ですが、ビジョナリーとは「先見性」や「未来志向」を意味します。
取材させて頂いた、株式会社レキサスは沖縄のIT企業として、約20年事業をされており、その事業内容はまさに、ビジョナリーを体現するものばかりです。

記念すべき取材企画の第一号目には、 株式会社レキサスの創業者 比屋根社長にと心に決めておりました。
実は弊社の社名「レキサン」は、レキサスと比屋根社長にインスピレーションを受けて決めました。
なので、今回の取材は私にとって本当に感慨深いものでした。

◆インタビュー記事はこちらよりご覧ください
http://https://rs-okinawa.net/change/202110_lexues.html
【インタビュー記事について】
「採用が経営を変えた瞬間」という企画で、沖縄を代表する志の高い経営TOPにご登場頂き、人材の採用による経営への影響をインタビュー形式でお届けする企画です。

比屋根社長は、まさに沖縄を代表するITベンチャー企業の経営者の先駆けであり、県内のITベンチャーと聞けば、真っ先に比屋根社長が浮かぶような存在です。また郷里の沖縄に対してひときわ強く熱い気持ちをお持ちで、非常にビジョナリーな経営者です。

社会課題の解決を事業化

ITの枠に留まらず、人財育成事業の「Ryukyufrogs」、また2018年には沖縄の未来デザインにおけるリーダーシップを発揮する組織としてうむさんラボを立ち上げました。分野はバラバラですが、沖縄に貢献するという軸はずっと変わらないものをひとつもっていらっしゃいます。

また最近も、レキサスが手掛ける沖縄のシングルマザーへ向けた就業支援であるマムフォースターが、2021年度のグッドデザイン賞などにノミネートされ注目されています。低所得に悩むママたちが沖縄県内で子育てをしながら、全国的に人手不足が著しいウェブデザインを学び、東京並みの所得を目指してスキルアップし、生活上の悩みも仲間と解決していくという素晴らしい試みです。

公明正大で純粋なビジョンが人を惹きつける

比屋根社長の元には人が集まります。
心から共感できる、心が震えるような公明正大な大義名分やビジョンを掲げる経営者の元には、日本全国や世界各地から人が集まってきます。

弊社の取材記事にも書かれておりますが、レキサスを創業したのも、フロッグスを始めたのも、
『沖縄をより良く変えていきたい』という思いからです。それは1年2年で結果が出る話ではなく、長期的な視野が必要です。行政や様々なコミュニティとの連携など、セクターを越えたつながりも大切です。つまり、自分たちが『株式会社沖縄県』を経営する感覚で、自分たちには何が出来るのかという視点です。

沖縄のIT界隈では知らない人はいない、全国でも有名になりつつある沖縄県のIT番長のトッキーさんやIoT・AI遠隔点検のスタートアップLiLzの創業者の大西さん、上記「Ryukyufrogs」の山崎さんは、皆さん比屋根社長のビジョンと事業に共感し、お人柄を慕って県外から移住された方々です。上記の方々以外にも、大企業や東京で活躍するベンチャー系の方、政財界の方々も比屋根社長と地域や組織の垣根を超えて、色々なコラボレーションをされています。

ビジョンが純粋で沖縄に貢献したいという強い気持ちからきていることが、何より人を惹きつける要因となっていると思います。

比屋根社長のお人柄も本当に素晴らしく、「本当に沖縄や社会のために役に立ちたいんだ」という気持ちを持っていれば、若い人や我々のような零細企業の者でも分け隔てなく、穏やかに親身に接して頂けます。何度か会食をご一緒させて頂きましたが、本当に器が大きく、それゆえに沢山の人が比屋根社長の周りに集まってくるのだなと感じます。

地方創生のセンターピンは、ビジョナリーな経営者

ここからは地方創生に対する私見を述べさせて頂きます。
センターピンとは、ものごとを進める、動かしていくにあたり全体に最も影響のあるもの、本質を意味します。

地方創生には、移住促進や地域産業の活性化、地域社会の活性化が大事だと言われておりますが、何よりも大事なのは、地方の経営者ひとりひとりが、ビジョナリーな経営者になることだと思います。(零細企業経営者の私が言うのもなんですが笑)

比屋根社長のような、周りの心を震わせられるビジョンとお人柄を持つ経営者や人財が、地方から生まれることによって、地域が繫栄し、東京一極集中ではなく日本国土全体をより瑞々しく繁栄させることができると思います。

自分自身が住んでいる地域や郷里をより良い地域にしていくために、地方の経営者は、比屋根社長のように公明正大な大義名分を掲げ、一瀉千里のごとくそのビジョンを達成するために誰よりも捨て身で努力していかなければならないと思います。

またそのように経営者が誰よりも努力し一生懸命に働く姿勢が、従業員や周りの人々に良い影響を与え、「社長についていこう、俺たちも頑張ろう」と思わせることに繋がります。
そういった考えの経営者が一人でも多く、地方に生まれることこそが、地方創生のセンターピンなのではないでしょうか。

経営戦略や戦術、ビジネス的に有望なマーケットに進出するということも大変大事なのですが、その大本となる動機が大事だと強く感じます。

パーパス経営やSDGsが叫ばれる中、よりこの重要性が高まり、経営者はそこに応えられているかが問われております。

  • 公明正大な大義名分があるのか?
  • 経営者が誰よりも率先垂範し努力しているか、従業員や地域社会の模範になっているか?

一経営者として、己の心に問いかけて倦まず弛まず精進していきます。


弊社も株式会社帝国データバンクさんの2022年1月の記事に取り上げて頂きました。
株式会社沖縄の視点で社業に邁進していきます!

帝国データバンクの記事はこちら 


今後とも、株式会社レキサンをどうぞよろしくお願いいたします。

島村 賢太 Shimamura Kenta
キャリアコンサルタント
沖縄県石垣島生まれ。横浜国立大学を卒業後、株式会社リクルートへ入社。その後「リージョナルキャリア長野」において人材紹介業の営業職、コンサルタント職として従事。沖縄にUターン後、株式会社レキサンを設立し、代表取締役に。3児の父であり、休日は子供とMinecraftに勤しんでいる。

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